自分の性格
体育会系になろうと自己否定して鍛錬してきましたが、無理でした。根暗でヲタク気質だったことを両親から責められ、根性を鍛える為に体育会系の4年制大学に進学しました。周りは高校時代に全国大会進出を経験している強豪揃い。一方、僕は根暗な帰宅部。力の差は歴然でした。
そんな環境で、僕は生きていることを恥じました。鍛え上げて体育会系にならなければ死んだほうが良いと考えました。
ランニングマシンで持久力を、ベンチプレスで筋力を鍛え上げました。しかし、いくら鍛えても違和感がありました。自分は体育会系ではないという感覚が抜けませんでした。
そんな憂鬱感と希死念慮を抱えたまま就職しました。
職場では、体育会系の大卒であることを示そうと、激務を顧みずに約8年程働いてきました。理不尽な指示にも耐えました。体育会系でないと思われることが何よりの生き恥でした。ですが、周囲からは体育会系と認められず、次第に自殺衝動が芽生えるようになりました。ジムにも通えなくなりました。自重トレーニングも実施出来なくなりました。
幾度かタオルで首を絞めました。生きていることが恥です。
来世は優秀な体育会系になりたいと思っています。