ひとりでいる時間になると強い寂しさが押し寄せてきて、涙が止まらないほどつらい瞬間が続いていらっしゃる。 これまで恋人がいたことがなく、家族との関係も昔のように安心できる感じではなくなってきた。 そのため、人に甘えたり寄りかかったりできる場所が身近に感じられない。 周りの人が恋をしていたり友人と楽しそうに過ごしている姿を見ると、羨ましさや取り残されるような感覚が湧いてくる。 自分も何かやらなければとは思うもの、時間の制約や「好きな人ができる未来」や「自分が幸せになる姿」をうまく思い描けない。 そんな中で、夜になると抱きしめてほしい気持ちが爆発してどうしたらいいか分からなくなる。 頼りたいのに頼れる人がいない中、どう寂しさを乗り越えればいいか知りたい。

NBS1913さんは「寂しさ」というよりも、 長い時間をかけて少しずつ“安心できる場所”が減っていった結果としての孤独のような感覚かもしれません。 ・恋人がいない ・家族に以前ほど安心を感じられない ・身を預けられる相手がいない ・未来の自分をうまく想像できない この4つが重なると、心は“自分だけ取り残されているような感覚”になりやすくなります。 人間は本来、誰かに触れられたり、安心を交換したりしながら心を保つ生き物なので、 「抱きしめてほしい」と強く感じるのは、ごく自然な心の反応だと思います。 未来を思い描けないのは、自己否定ではなく「今の心のエネルギーが足りていないから」で、 疲れた心は、希望のある未来を描く力そのものが弱ってしまうんです。

いきなり「寂しさを克服する」必要はないですよ。 むしろ、寂しさは急に消えるものではなく、“扱えるようになっていく”感覚に近いんです。 ここでは、今のNBS1913さんの心に優しい方法をお伝えしますね。 1. 寂しさは「悪いもの」と思わなくて大丈夫 まずは、「寂しくなって当然の状況にいるんだ」と理解してあげることが大切です。 自分を責める必要はありません。 2. 寂しさを溜め込まず “外に出す習慣” をつくる 日記・メモ・音声・チャットの形で 「いま寂しい」「つらかった」 と短く吐き出すだけで、心の圧力が少しずつ下がります。 3. “手触りのある安心” を生活に入れる 人から抱きしめてもらう代わりに、 ・あたたかい毛布にくるまる ・ゆっくり深呼吸を繰り返す など、身体が安心する刺激を与えてあげると、心は驚くほど落ち着きます。 4. 「未来が描けない」時期は、未来を描かなくていい 心が疲れている時は、未来より「今日の自分を守ること」のほうが大事ですよ。 未来が浮かばなくても、落ち込む必要はありません。 5. 寂しさの根っこを一緒に見ていくと、心は必ず強くなる 孤独感には必ず理由があり、その理由を一人で抱えるのはつらすぎると思います。 対話しながら整理すると、「なんで自分はこう感じるのか」「どう扱えば楽になるのか」 という軸が育ってきます。

NBS1913さんが抱えている想いは、ひとりで耐えるには本当に重たいものです。 それでも言葉にして伝えてくれたことは、心が助けを求めるとても大切な一歩ですね。 実際のカウンセリングでは ・夜に押し寄せる孤独の扱い方 ・人との距離が怖くならない心のつくり方 ・「安心できる未来」を少しずつ描けるようにするサポート を一緒に進めていけます。 対話の中で心の仕組みをていねいに紐解いていくと、 「ひとりで抱えなくていいんだ」 「自分にも安心できる場所がつくれるんだ」 という実感がゆっくり芽生えてきます。 今のNBS1913さんは、孤独の中でもしっかり助けを求める力を持っています。 その力を一緒に育てていくことで、心は必ず軽くなっていきます。 相談は、ここで終わりではなく、次の安心への入口になります。 応援しています。