今までは些細なことでも笑えていたのが、笑えなくなり、ご友人の好意でのサプライズも楽しめず、微かに息をしている・・・とのこと心身ともに息切れ寸前ということなのだと思います。さらには、お友達との縁を切りたくなってしまうほどのネガティブな感情に圧倒されてしまっている状態はとても心配ですね。

これらネガティブな感情については、自分に正直になるための機が熟したのかもしれません。 むしろこれまでの生き方に「無理」があったということを心と体で正直に訴えているという点では、これ以上我慢をしないことで本来の自分に戻ろうとする人として自然なことなのかもしれません。これはよっぽどの無理があったのかもしれません。そしてその無理もついに限界に達しているのかもしれません。 「ここで笑わなきゃ」と思っているのに体が反応できていないことも伝わってきました。しかし、もしかしたら・・・これまでの「ゲラ」と言われるほどの笑い上戸も、心から笑っていなかったのではないでしょうか？「ここで笑わなきゃ」という発想がある、ということ自体、内側から湧き上がる笑顔ではなかったのかもしれませんね。日頃から「頭」で「笑う」ことを指示するのを無意識に行なっていたのではないでしょうか？これまでは、「頭」が支持を出せば「体」がその通りに演じてくれたので、笑顔すらも理性でコントロールされてきたのかもしれません。すなわち、これまでは上手に自分をごまかせていただけで、「微かに息をしている」のは今に始まったことではない可能性があります。

「感情がコントロールできないのは初めて」とのことですが、これまでよほどの強い理性で自分の気持ちを抑えて来たのかもしれませんね。もしそうであれば相当周囲に気を遣って、周りに合わせて来たのではないでしょうか？自分に正直でない生き方が長続きしないのは当然です。中には長い年月、自分の本当の気持ち、本音を見て見ぬ振りをできる人も中にはいますが、「微かに息」さんは理性で自分をコントロールすることに限界を感じたのでしょう。感情のコントロールができないことへの不安を感じられるかもしれませんが、むしろ本来のご自分らしさを大切にしたい、という本音の現れなのかもしれません。 サプライズでお祝いしてくれようとしたのに楽しめないのは確かに辛いですね。しかし、それもお友達の善意を受け入れられないほど心が疲労している可能性があります。お友達との間の出来事がどの程度だったかはわかりませんが、縁を切りたい気持ちになる程疲弊していることは本当のことなので、一旦距離をおくことは大切です。お友達の嫌いな部分について我慢ができないというよりも、自分の心が疲労しているので・・・と、自分をケアする時間を作りたいとお伝えするのも大切なことです。また、できれば今の状態に至るまでにはそれなりの原因があると思われますので、一度カウンセリングや専門家のところに相談に行かれることもお勧めします。

（おわりに） これを機会に息を潜め、本音を呑み込む生き方＝周りに合わせる生き方を離れ、より自分の心と体に正直な生き方を見つけていけるといいですね🎵 微かな息ではなく、たっぷり深い息を取り込みのびのび自由に考えや気持ちを表現できるようになりますように。