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自由
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むかーしむかしの話だけどね。 私はスクールカーストというものに所属していなかった、しているとすれば最下層だろう。世間話をする友達はいたけど昼は一人で好きなところで食べて好きなところを散歩したり寝たりしていた、移動教室も自分のタイミングで移動。いつもいっしょ、というグループは作らないでおいた。自由がないのが嫌だったから。 そういうポジションにいると、グループから外れてしまった子が寄ってきたりした。私は来るものは拒まないし去るものは追わないので受け入れていた。ただ、一人の時間を邪魔されるのは嫌だったから気が乗らないときは離れていたけど。 そういうときは決まって不満げな顔をされた。本当によく分からなかった。なぜそこまでして一人になることを恐れるのだろうと、不思議に思っているうちに、不和が解消したのかそういう子はグループに戻っていったり、別なあぶれてしまった子とくっついたりした。また私には一人の時間が流れた。そんな日々だった。 まあそんなポジションに好き好んでいたからかもしれないけど、私は誰にも優先されない。こんな自分だが少し前は一人二人は時間を取って会おうという友達もいて、私が地元に戻ったときなどはアポを取ったりしていた。小学校からの友人だからもう長い付き合いだ。それでも、急にドタキャンされたり延期されたりが何度もあった。ああ、この人にとって、私な大切な友人ではないのだと理解した。今はもう誰とも連絡を取っていない。 身勝手な自分の振る舞いのツケかしら。いやあ、自分では前もって会う約束をしているときは絶対に優先するし、せっかく時間をもらっているのだから無下にはしていないつもりなんだが。まあこんなもんだろ、と思う部分もあった。こういう扱いをされるから、人間は嫌いなんだ。だからいつメンなんてものを信じられず一人でいたんだよ。 卵が先か、鶏が先か?私の人間不信は、一体何がきっかけだったんだろうか。 配偶者以外に親しく口をきける人間がいない現状は、たまにつまらないが穏やかで安定している。これでいいのだ。これが欲しかった。
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昨日の一件を記録して。 何だか惜しい詩を推敲。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー それは、刹那の嘘に過ぎない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 言葉の淀む國にも、蝉は鳴く 止められようか、流れて見えぬ血 燻り続ける、腐乱の言の葉 これくらいと並べ立て、何と愚かよ だのに、優しき声を聞きたいようだ 今宵も浮かれ、歩く文字 刹那の嘘を、付き残し 傷の旅路で、交わる二人は それ訝しげに、目を注ぐ いつまで吐くのか、戯れ言を 助けた振りの、浅き夢 酔った犬は、振り返らぬ 見限ったのは、我々だ 何をほざくか、御為顔 ここは病んでも、優しき世界 見知らぬ誰かが、残す温もり 笑止千万、渦巻く混沌 気づいてくれぬか、隔靴掻痒 嘘をつくなら、行けよ荒れ地へ 泥の旅路に、踏み飽きた我々 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 君よ、気づいてくれ いつまでも、床を汚さないでくれ 働かせまいと、誓ってくれ あの束の間、楽しませた君ではないか ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 血に吸われそうな理性で、振り絞る 覚ましてくれと、巡らす頭 白状せよ、偽善の代わりに 遣る瀬の無い、痛みに耐え たとえ何度も、推敲しようとも 守り抜け、嵐のように吹き付けろ 分かった気になるな、その人よ それは愚鈍へ、踏み入るのだから ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 君よ、気づいてくれ いつまでも、器を汚さないでくれ 動かすまいと、誓ってくれ 出会わなければと、思わさないでくれ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 君よ、気づいてくれ いつまでも、家を穢さないでくれ 削らせまいと、誓ってくれ 二度と苦痛を、被せないでくれ
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