眠れないまま気がついたら今日は9月6日。
星新一さんの生誕100周年。
星新一さんの商業作家デビューを推した江戸川乱歩氏は城昌幸さんを「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と評したけれど、僕は僭越ながら星新一さんを「人生の無意味を結晶のように研ぎ澄ます詩人」と評したい。
ここでの"無意味"は「死んだほうがいい」ではなく、「そんなに深刻に捉えずとも死は突然やってくるのだよ」という観点である。
なので死にたいときはいつも作品『処刑』を思い出し、死ぬ勇気もない僕は‘’今日の散歩で撥ねられて運よく死ぬかもしれない"とか考えて期待したりする。
人生そのものがお話の中のボールなのだから。