大学受験まで過干渉され続けてきて、ようやく初めて自分で行き先を選択できたのが大学1年生で、行き先が新潟だった。
最推し(上杉謙信公)の聖地だから、とかいう単純な理由ではあるんだけど。んで、いざ就職しても周りと遜色無いようにと思って、旅行雑誌買い漁って、卒論は新潟のこと書こうと思って先輩たちに紛れて研究室で資料読み漁って、お米についてもたくさん調べて、そして就活のための準備も万全にやった。
でも、就活の勉強は特段難しくて
(もしかしたら受からないんじゃないかな…)
って思わざるを得なかった。けど、どんだけ時間がかかろうと、どんだけ受かる可能性が低かろうと、とりあえず「新潟に就活しに行った」っていう事実だけは欲しかった。その事実をそこで終わらせてもいいし、叶うまでやり続けてもいいからとにかく事実が欲しかった。
だからそれはもう毎日死に物狂いで頑張って、一生懸命準備を整えて、昨年受験しに行った。
結果はダメだった。でも、「受験した」っていう事実が私の中で、長い人生の中で、「初めて親に抗って成功した」っていう事実にもなった。過干渉されてきた中で初めて自分の意思で選べた場所が新潟になった瞬間だった。
だから、新潟は私にとって特別な場所。自分で自分の人生に泊をつけた場所。安心できる理由は分からないけど、確実に自分の中で何かしらの変化が起きてるのは言うまでもない。