お話の詳細
自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.りんねこ
8時間前
むかーしむかしの話だけどね。 私はスクールカーストというものに所属していなかった、しているとすれば最下層だろう。世間話をする友達はいたけど昼は一人で好きなところで食べて好きなところを散歩したり寝たりしていた、移動教室も自分のタイミングで移動。いつもいっしょ、というグループは作らないでおいた。自由がないのが嫌だったから。 そういうポジションにいると、グループから外れてしまった子が寄ってきたりした。私は来るものは拒まないし去るものは追わないので受け入れていた。ただ、一人の時間を邪魔されるのは嫌だったから気が乗らないときは離れていたけど。 そういうときは決まって不満げな顔をされた。本当によく分からなかった。なぜそこまでして一人になることを恐れるのだろうと、不思議に思っているうちに、不和が解消したのかそういう子はグループに戻っていったり、別なあぶれてしまった子とくっついたりした。また私には一人の時間が流れた。そんな日々だった。 まあそんなポジションに好き好んでいたからかもしれないけど、私は誰にも優先されない。こんな自分だが少し前は一人二人は時間を取って会おうという友達もいて、私が地元に戻ったときなどはアポを取ったりしていた。小学校からの友人だからもう長い付き合いだ。それでも、急にドタキャンされたり延期されたりが何度もあった。ああ、この人にとって、私な大切な友人ではないのだと理解した。今はもう誰とも連絡を取っていない。 身勝手な自分の振る舞いのツケかしら。いやあ、自分では前もって会う約束をしているときは絶対に優先するし、せっかく時間をもらっているのだから無下にはしていないつもりなんだが。まあこんなもんだろ、と思う部分もあった。こういう扱いをされるから、人間は嫌いなんだ。だからいつメンなんてものを信じられず一人でいたんだよ。 卵が先か、鶏が先か?私の人間不信は、一体何がきっかけだったんだろうか。 配偶者以外に親しく口をきける人間がいない現状は、たまにつまらないが穏やかで安定している。これでいいのだ。これが欲しかった。
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