星雲は本当に、生命力に満ち溢れている。
神秘と畏怖が、自分の胸を掴んで離さない。
だが、どれだけ宇宙に思いを馳せても、今の自分は、空の下でしか生きられないのだ。
掴み所のなく、果てしない苦しみから、未だ逃れられない身なのだ。
時折、胸を掻き毟られるような、そのような怒りに駆られる。
星々に向かって叫びたい。
人は何故、苦しむの?
人は何故、狂うの?
人は何故、人を傷つけるの?
人は何故、人を殺めるの?
「万象は、切実な思いを抱える自分を、まるで嘲笑うかのように存在している」
と思っていたことがある。
ここの存在を知るまでは。
しかしいつか、無数の努力を積み重ねた末、過酷な空と宇宙を突き抜け、星雲に相見えられる、宇宙飛行士のように。
人生の苦しみに勝ち、人生を楽しめるようになりたいと思う。