自分も含めて人間の心身はとても複雑だ。
大っ嫌いになるほどにだ。
だからこそ、それを知り尽くしたいのだ。
自分は子供の時代に、虐待と虐めと病気を経験したことがある。
五里霧中で、何とか知識を集め続けていた。
全ては、体と心と人々に負けないために。
自分にとって勉強の原動力とは、好奇心と憎悪なのだ。
そのような自分が恐れるものは、大きな反動と長い時間だ。
鮮明な苦痛の記憶を抱え続けることとは、楽なことではない。
冷静に憎悪を制御できなければ、却って自分も他人も蝕んでしまうかもしれない。
憎悪が齎すその重みに耐えきれず、歳を取るにつれて、無意識に意志を摩耗させてしまうかもしれない。
真に勝つためには、何が必要だろう。
足りないものは、補うだけだ。
歩みを止めるな。