勤めて2年弱の間に3人が辞めて行った。
別の1人は一度辞めたが、後にパートとして戻ってきた。
朝にいつも通り出社して、それから社長に呼び出され面談後、全体へその人が当日その時点で辞めたことを告げられる。
後に気がついたが、4人は全て社長による退職勧奨だった。
理由はいつもなにやら不透明で、その人達は面談当日午後には帰宅していた。
社長は自分を正当化するが如く、私達に退職は円満だと言いつつ遠回しに彼等の悪口を話していた。
そのたびに不信感が募っていった。
そして、私も同じように呼び出された。
原因は私自身の落ち度だが、社長が私から「辞める」という言葉を引き出すために猫なで声で遠回しにあれこれ説明する姿が滑稽で気持ちが悪かったため、辞めること承諾すると「淡々と進み過ぎてモヤモヤする」と言われた。当初から辞めさせる方向でしか話していないことを指摘すると「あなたも傷ついてるかもしれないけど、私も傷ついてる」等意味不明な言い訳をしてきた。最後に社長が私に掛けた言葉は「幸せになってね」自分で解雇同然に退職させておいての言葉に心底気味が悪いと思った。
その日から何をする気も起きない。
一日中布団の中でスマホ観てる。
予想以上にダメージを受けていたのかもしれない。
年齢としょぼい経歴で次の仕事がみつかるかも不安。みつけても続けられるかどうかもわからない。
パートになった人が最後に話していた「私はここで頑張るしかないから」という言葉を思い出す。
私も彼女のように残りたいと懇願するべきだったのか?
けれどそのままあの社長の下で働くのも嫌だったのも事実で。
なにが正解だったのかわからない。