子供の時と何も変わってなかった。一人で胸の痛みに耐えて、一人で泣いて。誰も助けてくれないことは分かっているし、人前で泣けるほど人を信用していないから、一人で耐えた。子供の時は猫がいてくれた。でももういない。唯一私に寄り添ってくれた猫は死んでしまった。
一人で耐えなきゃいけない。
お母さんもそうだったかもしれない。住み慣れた故郷を離れ、夜中に帰ってくる夫は頼れず、一人で私と妹を育てていた。母に寄り添ってくれる人は居ただろうか。
私はそんなお母さんを傷つけてしまった。どう頑張ったって傷つけることしかできなかった。
これは罰だ。