お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.田中トークン
21日前
趣味を楽しめなくなった自分が怖い
​現在社会人2年目です。 最近、自分が何をしても楽しめなくなっていることに戸惑っています。 ​学生時代は夢中になれていた趣味が、社会人になってから一つ、また一つと楽しめなくなりました。 今手元に残っている趣味さえも、以前のような感動や高揚感はありません。 心が平坦になっていくような感覚です。 ​職場は、いわゆるホワイト企業で、業務量にも人間関係にも不満はありません。 大きなストレスはないはずなのに、心にぽっかり穴が空いたようです。 ​思い返せば、私は昔から長期的な人間関係を築くのが苦手で、環境が変わるたびに関係が自然消滅していました。 今も、大学時代の友人とは物理的にも距離ができたこともあり、連絡はあまり取れていません。 職場の人とも業務外での関わりはありません。 ​家族関係も冷え切っており(母が父を冷遇する家庭環境で、居心地が悪く、今は実家とも絶縁状態に近い)、心を許せる人が一人もいないのが現状です。 ​自分から距離を置いてしまった結果だと頭では分かっているのですが、他人に気を許せない自分が嫌になります。 大きな不幸があるわけではないのに、漠然とした孤独感と虚無感があり、どう向き合えばいいのか分かりません。このまま人生が収縮してしまうような不安感があります。
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
19日前
いつか、壁を作らずに向き合える相手と出会えると良いですね
#メンタルヘルス #性格 #人間関係 #家族関係
田中トークンさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。コメントを通じ、何かヒントになるようなことがあれば幸いです。
[今回の悩み]
現在社会人2年目の田中トークンさんは、以前楽しめていた趣味が徐々に楽しめなくなり、心が平坦になっていくような感覚をお持ちのようです。仕事や人間関係では特に大きな不満はないものの、漠然とした大きな不安感や孤独感とどのように向き合っていけば良いのか分からなくなっている状態なのですね。また、ご実家とは疎遠でもともと深く人付き合いをすることもないため、心を許して付き合える相手がいないとのこと。辛い心境を吐露してくださいました。
[悩みの原因・分析]
職場はホワイトだし、人間関係でも特に大きなストレスを抱えている訳でもない。それなのに、だんだんと趣味も楽しめなくなって心が平坦になっていく。こんな状況にいたら、誰しもとても不安に感じてしまいますよね。心が疲れていたりうつっぽくなっていたりすると、普段楽しめている趣味が楽しめなくなったり、無感情になってしまったりします。もしかしたら、今少し心がお疲れの状態なのかもしれませんね。
[やってみましょう!]
田中トークンさんはご実家での居心地の悪さを感じ、現在は絶縁状態とのこと。本来なら安心してくつろげるべきはずの家庭で、居心地の悪さを感じて気を張って過ごしてきたというのは、とても辛い経験だったことと思います。複雑な家庭環境で過ごし、家の中で安心して過ごせる時間が少ないと、常に周りの大人の様子を見て求められるように振る舞ってしまうことがあります。そうやって子ども時代を過ごすと、成長してからもどうしても相手の求められるような自分でいようとしたり、ついつい壁を作ってしまったりして、本音で誰かと向き合うというのが難しくなってきます。田中トークンさんが長期的な人間関係を築くのが苦手で自分から距離を置いてしまうという背景には、こういった要因があるのかもしれません。 仕事や普段の人間関係では、それなりに体裁を整えて振る舞っていれば大きな問題を起こすことなくそつなく対応することができます。業務上のやり取りや仕事上の付き合いでしたらそれで問題ありませんし、田中トークンさんにとってはそれが長い間自分の心を安全に保つ術だったのかもしれません。でも、毎日それを繰り返して誰とも本音で話す機会がないと、知らず知らずのうちに心の中に「おり」のようなものがたまっていくし、虚しさや寂しさといったものが芽生えてくるのかもしれません。 田中トークンさんは以前はたくさん楽しめていた趣味があったのですね。興味の持てる物がたくさんあるというのは、とても素敵なことだと思います。現在は高揚感が感じられず趣味が楽しめないとのことですが、いつかまた気持ちが落ち着いてきたらきっと楽しむこともできると思います。また、社会人になって趣味に使える時間が減ったり興味の幅が変わったりして、以前楽しめていたものが楽しめなくなるというのも自然なことです。あまり深刻に捉え過ぎなくても良いのかもしれません。そして、仕事以外の人間関係を築くきっかけを作る意味でも、新しい趣味に挑戦してみたり、少しでも興味の持てると思うものに関して情報を集めてみるというのも良いかもしれません。もちろん、気持ちが疲れている時には無理をする必要はありません。同じルーティンの毎日の中に少し変化が生まれると平坦な心に若干潤いが生まれるということもあります。気持ちに余裕のある時に検討してみてくださいね。 深い人間関係というのはたくさんの人と築く必要はありませんが、やはり建前上の付き合いや取り繕った自分でのやり取りばかりでなく、気を許せる相手の存在はとても支えになるものです。相手との関係を深めるには、まずは自分が一歩を踏み出すことです。これから、この人になら何か話せるかな、信頼できるかなという人に出会うことがあったら、是非勇気を出してお互いのことを話してみたり、自分の思いや悩みについて相談してみたりというのもしてみてはいかがでしょうか。まずは一緒に時間を過ごすとか、何気ない会話をするというのでも良いかと思います。いつか、そんな風に自然体の自分で向き合える相手と出会うことができたら素敵ですね。
カウンセリングでは、普段の人間関係の再現が起こると言われています。人に対して壁を作ってしまう方ですと、当然カウンセリングでもなかなか自分の本当の気持ちを話せないという方も多いです。ですが、時間をかけてカウンセラーとのやり取りの中でそれを乗り越えていくことが、カウンセリング外の人間関係での練習にもなります。まずはカウンセラーに対して自分の気持ちを話すということが大きな一歩になるかと思いますので、機会があれば是非こちらのオンラインカウンセリングの利用もご検討ください。 今年1年が田中トークンさんにとって素晴らしい1年となりますことを、お祈りしております。どうぞご無理のないようにお過ごしください。