恋人と年末年始を過ごした。
ご両親とご兄弟も一緒、すなわち義家族(仮)で過ごしたのだ。
友人が集うような家だから、と私がいても特に気にすることもなく、でも空気にするわけでもなく、自然と輪に入れてもらえたのが嬉しかった。
育ってきた文化が違うとはいえ、私と彼の家の文化はとても大きく違った。
彼のうちは「歯に衣着せぬ物言いで遠慮なく」で、私のうちは「言葉裏に気持ちを隠しつつ、相手を最大限気遣う」ものだった。
最初は初めて触れる文化に驚いた。「そんなことまで言っちゃうの〜!?」って。でも、慣れるとそれはそれで居心地が良かった。
さらに、そこから実家に帰ってきたとき、言葉裏にチクチクと自分の気持ちを縫い付けて話す自分のうちの文化がたいそうダルく感じた。
すっかり忘れていたけれど、私はずっと、そういうことが嫌いだったし、その中でしかやっていかなきゃいけなかったから苦しい以外のなにものでもなかった。
あんまり話したくないけど、親孝行だと思って話し相手になるしかないかな。悪いこともあるけど、良いことだってないわけじゃないんだから、嘆くほどじゃないのかもな。こんなに傷つきながら遠慮しながら気を使いながら一緒にいるもんなんだっけ。どうして、血のつながっていない人たちが私を受け入れてくれて、血のつながってる人とは分かり合えないんだろう。どうして。
元旦からこんな泣きたくなりたくなかったなあ。