まるやまあかねさんは、今年、自分から行動し、様々なことに挑戦出来て成長も感じ、わくわくする一年となったと思えた。 その反面、自分が苦しい時に支えてくれた親友が、今度はまるやまあかねさんの成長や挑戦を見て、「離れて行ってしまうようで寂しい」と弱音を零し、精神的に自分を否定している。 　水もご飯もろくに飲まず食わずで不眠状態の親友を見放すことも出来ない。自分が成長も挑戦も諦めて変わらずにいれば親友は少し安心するかもしれないが、それでは反対に自分が病んでしまうと思い、苦しんでいらっしゃるのですね。

投稿の内容から、まるやまあかねさんと親友さんは思春期年代のお友達同士という様にお見受けいたしましたが、もし違っていたらごめんなさい。投稿の内容だけでは判断できない部分もありますが、ある程度想定しながらお話しさせていただきますね。 　まるやまあかねさんが成長している時、親友さんはずっと傍で支えてくれた。そして、親友さんが精神的に不調になると、今度は、まるやまあかねさんが自分の事の様に苦しんでいらっしゃる。お二人は本当に強い絆で結ばれているのですね。人生の中で、自分の事の様に身近に感じられる友達ができるのは本当に素晴らしいことだと思います。その関係は大切にしたいですね。 そこで一つ考えておきたいことがあります。 　成長したまるやまあかねさんが「離れていってしまうようで寂しい。」と感じている状態をＡ、親友さんが飲まず食わずで自己嫌悪に陥っている状態をＢとすると、Ａは本当にＢに直接繋がる原因になっているでしょうか？ 　「自己嫌悪」は自分自身の能力や性格、行動などに対して否定的な感情を抱いたり、自分で自分のことが嫌になる精神状態ですね。特に他の誰かとの比較の中で「自分はダメだ。価値がない」と考えてしまう。つまり、親友さんにとってまるやまあかねさんが比較対象になっているかもしれませんが、そもそも自己嫌悪に陥っているから、身近にいるまるやまあかねさんと比較して「離れていってしまうようで寂しい」と感じているのではありませんか？ 　まるやまあかねさんの成長や挑戦する姿も、もしかしたらも親友さんが落ち込む状態の一因にはなっているかもしれませんが、原因はそのことだけではないのではと思えることです。 　つまり、ご自身が仰ったとおり、まるやまあかねさんが今の成長や今後の挑戦を諦めたとして、それによって親友さんが「少しだけ安心」することはあっても、私には、それが全ての解決には繋がらないのではと思えることです。

　投稿の内容からも、まるやまあかねさんがとても共感力の高い方であることが伝わってきますので、一番心配なのは“共倒れ（友倒れ）”になってしまわないかということです。少し専門的に言えば、今のお二方の状態が「共依存関係」になってないだろうかと感じました。まずは、親友さんの人生とご自身の人生を切り分けて考えてみて欲しいのです。 　 　「共依存」というのは、相手の問題や状況について過度に自分の事の様に感じてしまう関係性で、相手と自分の境界線があいまいになります。そのことは、場合によってお互いの自立を妨げ、問題解決を難しくする可能性があります。 　言うまでもありませんが、もし、まるやまあかねさんが親友さんを支えたいと思うのであれば、まずはご自身が生活的、精神的な余裕を持つことが大切だと思います。 　「自分の成長が相手の嫌悪感を助長している」と考えるのではなく、ご自身が精神的にも健全でいることによって、「精神的不調に陥っている親友さんの力になることができるかもしれない」と考えることは出来ませんか？ 　まるやまあかねさんの挑戦や成長を傍で「支えてくれた」親友さんは、その時には「支える」だけの精神的余裕もあったということですよね。 　そうだとすると、まるやまあかねさんが今の成長や今後の挑戦も諦めて元の状態に戻ることは、支えてくれた親友さんの思いも無駄にすることになりませんか？ 　親友さんの状況を一人で受け止めようとするのではなく、良好な関係と距離感を保ちながら、今度は親友さんの立ち直りを見守ってあげてはいかがでしょうか？

　大切な親友のことであればこそ、思い悩んでしまうことなのだと思います。どうして良いのか分からなくて苦しくなった時は、カウンセリングを受けていただくのも解決の近道かもしれません。 　言葉に出せる少しの勇気を持てたなら、いつでもご相談ください。まるやまあかねさんからのご連絡をお待ちしております。