お話の詳細
キャリア・就職
コーヒー豆_レベル._アイコン.ととろんと
6日前
キャリアの選択、みんなどうしてるの?
社会人2年目で、金融機関の窓口をしております。まだ外回りに出たことがなく、信用窓口の経験しかありません。 しかし先日、コース選択の案内が届きました。まだ2年目で、しかも共済などの内容も学べていないのにコース選択を迫られていることにショックを受けています。 もし、今のコースのまま行くことを選択すると、外回りに出される可能性があります。懸念しているのは、私が外回りに不向きかもしれないということと、数字を取らなくては行けないプレッシャーがあるということです。 逆に、内勤にすると、今の窓口業務を継続できるのですが、給料は下がり、高い専門性が求められます。 仕事は、人間関係がいいので続けられていますが、正直、向いていないと考える瞬間が多く、転職という文字が頭から離れません。 以前、上司から「外回りに出た方が、利用者さんのありがたみを感じる」という言葉をいただいたこともあり、このままこの進路でいいのか、潰れてしまわないか、でもかといって、高い専門性を身につけられるのか。迷惑をかける前にやめた方がいいのではないか。でも、やめたことで逆に迷惑にならないか。こういった不安がグルグルと渦巻いており、気分が晴れません。 2年目でキャリア選択を迫られるのはよくある事なのでしょうか。どうするのが、正解なのでしょうか。わからなくなってきました。
ストレス
専門回答希望 3個, 共感 3個, コメント 1個
専門家プロフィール
亀田 沙織 さんの専門回答
4日前
キャリアの選択肢で迷ったら
#ストレス #キャリア #不安
はじめまして、心理カウンセラーの亀田と申します。いま、今後のキャリアの選択についてとても悩まれているのですね。初めてのことで戸惑われていると思います。少しでも参考になればと思いコメントさせていただきます。
[今回の悩み]
現在社会人2年目で金融機関の窓口業務に携わっていらっしゃる。 人間関係には恵まれているものの、まだ十分に経験を積めていないと感じている中で、思いがけず「コース選択」という大きな決断を迫られている。 そのため強い戸惑いや不安を感じていらっしゃいます。 外回りの可能性があるコースでは、自分の適性や数字へのプレッシャーが心配していらっしゃる。 一方で内勤を選択すれば、給与や高度な専門性への不安がありどちらを選んでも「潰れてしまうのでは」「迷惑をかけるのでは」と考えてしまい、転職という言葉も頭から離れず、気持ちがぐるぐると落ち着かない状態なのだと感じました。
[悩みの原因・分析]
今の苦しさはととろんとさんがとても誠実で、責任感が強く、周囲や将来のことを真剣に考えているからこそ生まれている葛藤だと思います。 社会人2年目という時期は、まだ仕事の全体像も、自分の向き不向きも、はっきり分からないのが自然です。 その段階で大きな進路選択を迫られると、「この選択で人生が決まってしまうのでは…」という不安が強くなりやすいですよね。 また、「迷惑をかけないか」「期待を裏切らないか」といった思考が強く、ととろんとさんは自分の気持ちや安心よりも、周囲を優先してしまう傾向も、心を疲れさせている要因の一つに見えます。
[やってみましょう!]
まず覚えておいてほしいのは、「2年目で完璧に分かっていなくて当たり前」ということです。 キャリア選択は、一度決めたら二度と変えられない“最終選択”ではありませんよ。 多くの人が、選んでみて初めて「合う・合わない」に気づき、軌道修正しながら進んでいます。 今は「どちらが正解か」を決めようとするより、 ・何に一番強い不安を感じているのか ・どんな状態なら“しんどくても耐えられそう”か ・逆に、これだけは避けたいことは何か といった視点で整理してみるのがおすすめです。 また、「向いていない」と感じる瞬間があることと、「続けられない・失敗する」ことは、必ずしもイコールではありません。今感じている不安は、経験不足や情報不足から来ている可能性も十分あります。 転職が頭に浮かぶこと自体も悪いことではなく、「逃げ」ではなく「選択肢を増やそうとする心の防衛反応」と捉えてみてください。
ととろんとさんは今、「どう生きたいか」「どう働きたいか」を真剣に考えている、人生の大切な分かれ道にいるのですね。 ただ、その問いを一人で抱えるには、まだ情報も経験も多すぎて、心が疲れてしまっている状態に感じます。 実際のカウンセリングでは、不安を無理に消そうとせず、「なぜここまで苦しくなっているのか」「本当は何を一番守りたいのか」を一緒に丁寧に整理していくことができます。 コーチングの視点を取り入れることで、今すぐの正解探しではなく、「今の自分に合った一歩」を見つけることも可能ですよ。 話しながら、頭の中のぐるぐるが少しずつ言葉になり、「あ、これが不安の正体だったんだ」と気づけるだけで、気持ちが驚くほど軽くなることもあります。 迷っている今だからこそ、誰かと一緒に考える時間を持つことは、とても意味のある選択です。 ととろんとさんが安心して次の一歩を考えらるよう応援しています。