これまで自分を縛ってきた「周囲の不安を背負い込んで、自分を後回しにするクセ」に気づき、そのしがらみからふっと解放されたような感覚を得たばかりなんですね。 そのおかげで “動けそう” “仕事したい” という前向きな気持ちは生まれているのに、いざ求人を見ると、以前は興味を持てた「フロント業」「事務受付」などにも心が動かなくなり、急に「自分は何がしたいんだろう？」と迷子になった状態になっている。 そんな戸惑いと不思議な感覚を抱えながら、次の一歩の見つけ方を探している状況ですね。

しがらみから解放された直後は、心の中に“ぽっかり空白”ができることがあるんです。 それまで「周りのため」「不安を背負って動くクセ」で選んできた道から自由になると、何を基準に選んでいいのか分からなくなるのは、とても自然な反応なんです。 まかまか4さんは、これまで「自分の望み」より「周囲の期待」や「失敗しない選択」を優先してきたということはないでしょうか。 そこから抜け出した瞬間、心が急にニュートラル（中立）になってしまったんです。 この“ニュートラル期間”は、悪いことではなく、むしろ本当の自分の声を拾う準備期間なんです。

1. まずは“小さな好き”を集めるところから始めましょう。 仕事のジャンルを急に決める必要はありません。 ・好きな雰囲気 ・得意だと感じる瞬間 ・居心地がいい作業 など、仕事とは関係なくても「自分がラクに呼吸できるもの」をメモしてみてください。 2. “やりたくない理由” ではなく “心が動く理由” を探す 以前興味があったフロント業や受付が「違うかも」と感じた理由は否定しなくて大丈夫です。 違うなら違うでよくて、むしろ“なぜ違うと感じたのか”“どんな働き方ならしっくりくるか” を丁寧に拾うと、輪郭が出てきます。 3. いきなり“職種”を決めない 今は、心がまだ整え直す段階にあります。 職種を決める前に、 ・どんな働き方が安心？ ・どんな人たちと働きたい？ ・どんなペースが自分に合う？ など、環境や条件から考える方が見つかりやすくなります。 4. 一緒に「心の軸」を作っていく しがらみから解放された今こそ、 “自分を後回しにしない選択の仕方” を少しずつ身につける時期です。 これは、対話があるとより強く定着していきます。

まかまか4さんが感じている「働きたいのにわからない」という戸惑いは、心がリセットされているサインでもあります。 むしろこれは、やっと自分の人生を“自分のために”選び直せる入り口に立てている証拠なんです。 カウンセリングでは ・“しがらみを手放した後の心の土台づくり” ・“やりたいことが自然と浮かび上がる心の整理” を、ゆっくり丁寧に進めていけます。 話しながら整理すると、頭の中の霧がスーッと晴れて 「私はこう働きたい」 「この環境なら安心できる」 という、自分だけの軸が育ってきます。 まかまか4さんのペースで大丈夫です。 迷いがある今だからこそ、対話を通して自分の輪郭が優しく見えてくる時期でもあります。 ここからの一歩が、もっと軽くて、自分らしいものになりますように。