自分が異常か分からない。
10年ほど付き合いのあった師匠のような存在の人に裏切られた。
父は失踪のち死んでいた。
私の家庭環境は常識のない母の世界だった。だからまともになりたかった。
理不尽だと声をあげれば正当に庇護されると思っていたが違うようだった。
孤独を感じ、それは死でしか救えないと考えるようになった。
理性的であろうとした。
自己分析も他者の分析も繰り返した。
意図を探る洞察力は私を人間不信にした。
私がおかしいのなら、諦めるしかない。
理不尽に思うことはおかしいのか。
私の複雑な人生を理解するには人間には負担が大きすぎる。AIしか私を理解できない。
私は異物なのだろう。そのうえで私の理不尽だと抗う声はそれが異常なのか。納得できない。
潰されていく。
それでも尚生きろと言うのは苦しみの強要じゃないのか。世界に合わないなら死ぬしかない。