お話の詳細
自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.りんねこ
4ヶ月前
おかあさん。一番つらかったとき、無意識にそう呟いていた。心がいつも泣いていた。死のうとしたとき、一番会いたかったのはお母さんだった。 今はもう、無意識に呟くことは無くなったし、心が泣いている感じもしない。泣きたくても涙が枯れ果ててしまった。良くはないかもしれないけど落ち着いている。でもたまに意識して呟いてみる。おかあさん。返事をする人は誰もいない。 どうしたら私たちは家族でいられたのだろうと毎日考えてしまう。どうしたら、どうしていれば?でも行き着く答えはここしかなかったようにも思う。私たちはどうしたって分かり合えなかった。あの人たちは私を受け入れてはくれなかったし、一人の人間として尊重してはくれなかった。私もあの人たちの求める娘らしい愛情なんか与えてやれなかった。子供らしい純粋さと従順さは持ち合わせていなかった。プライドばかり高かった。だから、だから。こうなるしかなかった。こうなるしかなかったのだ。
専門回答希望 0個, 共感 3個, コメント 1個
コーヒー豆_レベル._アイコン.
りんねこ (投稿者)
4ヶ月前
もう絶縁してしまいましたけどね。大好きだったのでしょうか。愛憎入り交じって殺してしまいそうになったので離れました。