SNSしてると人は10代の頃に満たされなかったものに一生執着する、みたいな格言的なのがよく流れてくる。それを見るたび自分は何に執着してるだろうと考えてしまう。でも考えるたび答えはいつも一緒、尊厳と自由だ。一人の意思ある人間として扱われること。誰かの所有物、愛玩物としてではなく。だからきっと、これからも私は自分を雑に扱う人間に会うたび心を閉ざしてそいつを排除しようとするんだろう。こんな執着にまみれた生から、いつか解き放たれたい。