お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.かのんのんのん
9日前
両親といるのが辛い
私の両親は所謂不仲です。 でも父が一方的に母を嫌っている感じです。 父と母は性格が真反対。何の話でもだいたいどこかぶつかってしまうところがあります。父は自分を曲げるつもりはないし、私の主観的な判断ですがだいぶ考え方は偏っていると思います。 母はそんな父に寄り添おうとしていますが、それがいつもどこか空回りしているように見えます。父に寄り添おうとはするもののやっぱり根本的な考えが真逆なんです。それでいて母も頑固だから、父に寄り添おうとしても自分を曲げないところがあります。 その上最近は会話も足りてないと思います。母と父の間で話がまとまっていないし、互いの考えが伝わっていないから全然違う意見を言い出したりします。 父は母と話すときすごく不機嫌になります。明らかに不機嫌になって、すごくイライラし始めます。早く会話を終わらせたいという気が隠せていない感じです。それもあって2人はちゃんと話し合いが出来ません。 私は両親どちらとも好きです。母にも父にも直してほしいと思うところはあるのですが、それでも私にとっては唯一の親です。だから大好きなんです。できることならみんなで仲良くしたい。でも前述の理由などから両親はきっともう関係を再構築することはできないと思います。話し合いも何ももうできない状態です。 父が母にイライラしているのを見ると辛くなるし、最近は両親が話をしているところに居合わせるだけでお腹の奥のほうが変な感覚がします。 父と母が不仲なだけなので例えば父と二人きりとか母と二人きりなのは何も苦痛じゃありません。でも二人揃ってしまうとだいたい父が不機嫌になります。その空間がすごく嫌なんです。 ここにこんなことを書いたってどうも変わらないことはわかってます。でも辛くてしょうがないです。何かアドバイスでもあればください。
不安
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門コメント
3日前
ご両親のあいだに起きていることは、当然子どもにも影響しますよね
#家族 #ストレス #不安 #過敏性腸症候群
かのんのんのんさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 かのんのんのんさんにとって大切なお父さまとお母さま、そのお二人が仲良く過ごせていないのを目の当たりにするのはつらいですよね。 少しでもお気持ちが軽くなればと思い、コメントさせていただきました。
[今回の悩み]
かのんのんのんさんのご両親は現在不仲とのこと。 具体的には、お父さまが一方的にお母さまを嫌っている様子とのことで、かのんのんのんさんから見ると、お父さまの考えもだいぶ偏っているところがあるものの、お父さま自身はご自分を曲げるつもりがなく、もともと性格が正反対なお二人はぶつかってしまうことが多いのですね。 お母さまの方は、そんなお父さまに寄り添おうとしているけれども、どうもそれはあまり効果的ではないようで、空回りしているように見えているのですね。 というのも、やはり根本的な考えが真逆で、どちらもご自分を曲げないところがあるから、相容れないような雰囲気があるようです。 そして、お互いを理解し合うための時間も最近では足りていないように感じられているとのこと。 お互いの意見が伝わっていないから、話し合いもまとまらず、ばらばらになってしまっているのですね。 さらに、お父さまはお母さまとの会話ですごく不機嫌になり、イライラして早く会話を終わらせたいという態度になってしまっているとのこと。 かのんのんのんさんにとってはどちらも大好きなご両親。 それぞれに直してほしいなと思うところはあるものの、できれば家族みんなで仲良く過ごしたいと願っていらっしゃるのですね。 それぞれと2人で過ごす時間は苦ではないけれども、ご両親とかのんのんのんさんという3人の空間になると、ご両親が会話したり、お父さまがお母さまに対してイライラしている様子を見たりするとお腹の奥に違和感が生じるなど、かのんのんのんさんには身体的な症状も出てくるほど、つらくストレスになっているようです。
[悩みの原因・分析]
大好きなご両親の仲が悪いというのは、子どもにとってつらいことですよね。 できればよその家族のように、一家団欒、両親仲睦まじく過ごしてほしい、そうでなくてもせめてもめたりせずに、家族そろって過ごすときは穏やかに過ごさせてほしいと願ってしまうのは、ごく自然なことです。 なぜなら、ご両親の関係性というのは子どもにとって将来のパートナー選択のモデルともなるものだから。 ご自分が将来誰かと生活を共にすることをイメージした時に、一番身近なご両親が仲良く過ごしているかどうかというのは、ご自分が他者と仲良く過ごしていけるイメージを持てるかどうかにかなり影響するものだと考えられます。 もちろんそれ以前に、それぞれかのんのんのんさんにとって唯一の、かけがえのない父と母であるという事実も大きいでしょう。 大好きな二人が、同じ空間にいて穏やかに過ごせていないというのは、ご家族でなくてそれがお友達に関することであっても、一緒にいてつらいものですよね。 それがほぼ毎日を共にし、長い時間を一緒に過ごしてきたご家族となると、かのんのんのんさんが過ごす時間の多くが悲しみやストレス、不安にさらされたものとなり、子どもであるかのんのんのんさんにとっても良くない影響が及んでいるのは当然です。 最近ではご両親の不仲を感じる場面で、かのんのんのんさんはお腹の奥に違和感を感じられているとのこと。 お腹、特に大腸は心や脳と深く関係していると言われており、現在のストレスが身体症状として現れていると考えるのは自然でしょう。
[やってみましょう!]
かのんのんのんさんのご両親は、もともと性格が正反対とのことですが、それでも一度は”この人と一緒になろう””一生を共に過ごそう”と決意してご結婚なされたお二人です。 むしろ相手の自分とは違うところ、自分にはないところに惹かれ合っていた時期もあったのかもしれません。 お二人の馴れ初めについて、聞いてみたことはありますか? 結婚はもちろんそれがゴールではなく、そこから続く長い日々の中で、お互いへの想いが変わってしまったり、生活環境の変化によっても相手への思いやりが持てなくなる時期や、不仲になってしまう時期もあるでしょう。 そういうつらい時期も、お互いになんとかやり過ごしながら耐え抜いていった先に、生涯のパートナーといえる存在にお互いがなっていくのではないかと私は考えています。 かのんのんのんさんのご両親は、本当にはじめから不仲だったのでしょうか? お互いに好意を抱き、お子さんに恵まれ、協力し合っていた時期もきっとあったことでしょう。 ご両親の歴史を紐解くことで、どこでボタンを掛け違えてしまったのか、今お二人にとって何が不仲の原因となってしまっているのかのヒントが得られるかもしれません。 そしてそれを理解することで、現状はすぐには変えられなくても、かのんのんのんさんの感じるストレスや不安は、多少なりとも軽減する可能性があると思います。 ご両親それぞれから、相手への想いや、これまでの経緯を伺ってみるのは、かのんのんのんさんにとってもプラスになることかもしれません。 ただ、今それよりも心配なのは、かのんのんのんさんの体調です。 他のご投稿を拝見すると、過敏性腸症候群と診断を受け、お薬も処方されているとのこと。 受診されたのが内科なのであれば、一度心療内科を受診されて、ご両親にも今の状況がいかにかのんのんのんさんにとってつらいものかを知っていただくというのも一つの手段です。 家族というものは、単体の存在の集まりで簡単に成り立つものではなく、それぞれのメンバーがお互いに協力し合い、誰かがつらいときには助け合うこともしながらより良いものとなっていきます。 今ご両親、特にお父さまは、もしかしたらご自分のこと、もしくはご自分とお母さまのことだけに焦点が当たっていて、そのお二人の関係がかのんのんのんさんにどんな影響を及ぼしているのかなんていうことは想像できていないのかもしれません。 父と母という二人の間で起きていることも、当然その子どもにも影響するのだということを、きちんと把握していただき、これからご家族、そしてかのんのんのんさんにとって、何がベストなのかを、ご家族みんなで考えていけるといいですね。 かのんのんのんさんの大好きなご両親とのこと、きっとご両親もそれぞれにかのんのんのんさんにたくさんの愛情を向けてくださっていることと思います。 それぞれのかのんのんのんさんに向けられる眼差しを信じて、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
ご家族のことで悩まれている方というのは、はた目にはあまりわからなくても、実際にはとても多いものです。 ご両親とどのように話したらいいかわからない、これからどう動いていくのがいいかなど、今回のコメントだけではわかりにくい点もあったかもしれません。 カウンセリングでは、かのんのんのんさんのその時々でのお気持ちを伺いながら、一緒にどうしていくのがいいかを考えさせていただきます。 どうかご自分一人で抱え込まず、マインドカフェのカウンセラーや、近くにいる頼れる方にお気持ちを話して、少しでもつらいお気持ちを軽くしてくださいね。 かのんのんのんさんの毎日が、今より少しでも軽やかなものとなることを、陰ながら応援しております🌿