お話の詳細
病気・からだ
コーヒー豆_レベル._アイコン.inuneko143
11日前
何もやりたくありません。仕事に行って人と話すのが怖いです。
母が1月に自殺してから、無気力な日が増えました。母は縊死で亡くなりました。母が死ぬ時のことを想像してしまい、首が気持ち悪くなります。透明な箱に閉じ込められているような感覚で、あまり身に入りません。友達や家族と出かけたりする時間を増やしてはいるのですが、ふとした時にそういう気持ちになります。 仕事に関しては、転職が1月から決まっていたのでそのまま入社したのですが、人と話すのがなんか怖くて、お昼は誰にも会わないタイミングを見計らってずっと1人で外に食べに行ってます。先週から結果が全く出なくなってしまい、もう存在しているのも申し訳なくなってきて、昨日早退して今日も休んでしまいました。 忌引きや、家族を言い訳に休んだり、在宅勤務をたくさんさせてもらっているのに、もう本当に申し訳ないです。かと言って明日行ける気もしません。どうしたら良いでしょうか。
不安無気力
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門コメント
10日前
大切な方との死別後に無気力感が続くのは、自然な反応です
#不安 #無気力 #死別反応
inuneko143さん、こんにちは。臨床心理士・公認心理士の滝と申します。何人の方が「専門家におススメ」をしてくださいました。投稿を見て、たくさんの方がinuneko143さんのことを気にかけてくださっています。私も心配になり、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
1月にお母様が自死をされてから、何をするにも身が入らないように感じ、無気力感が続いているというinuneko143さん。転職先に1月から入社したものの、人と話すのが怖いと感じるようになり、お昼も一人で食べるようにしているのですね。結果が出せずに申し訳ない気持ちも強く、休んでしまって更に申し訳ないという気持ちをお持ちのようです。自責感や不安感を抱え、とてもしんどい毎日を送っている様子が伝わってきました。
[悩みの原因・分析]
大切な方とのお別れは、本当に辛いものですよね。お母様の場合は自死とのことですので、突然のお別れということで余計ショックも大きかったのではないでしょうか。身近な人との死別後に無気力感が続いたり、気持ちをコントロールできなかったりといった普段とは違う状態になるのは、当然のことです。inuneko143さんの投稿には、「透明な箱に閉じ込められているような感覚」との表現がありました。自分の周りになんとなくもやがかかったような感じや、人との間に薄い膜がかかったような感覚でしょうか。離人感と言って、鬱っぽくなっている時にもよく表れる症状です。その他にも、感情がなくなったような無感情の状態や、感情が麻痺して何も感じなくなったりすることもあります。お母様が無くなってからまだ数か月の状態ですので、そういったいつもとは違った混乱した情緒にいる中、なんとか仕事を続けていらっしゃるというのは、それだけでもとてもすごいことだと思います。今後、どのように乗り越え、前を向いていくことができるでしょうか。少し立ち止まって、一緒に考えてみましょう。
[やってみましょう!]
今、inuneko143さんは友達や家族と出かけていてもなんだか身の入らないような感じがしたり、仕事でも人と話すのが怖いと感じることがあるのですね。通常、大切な方との死別後には、気持ちがコントロールできずにふさぎ込んだり、無感情や無力感と言った状態になることが数週間~数か月間続きます。1月にお母様を失くしたinuneko143さんがそういった状態でいらっしゃるのは、とても自然な反応だと考えられます。そういった無気力の状態にいると当然仕事でもなかなか普段通りのパフォーマンスには至らず成果が出せないこともあるでしょうし、自分を責めてしまう気持ちも生じることと思います。まずはこういった状態にいるのは当然の反応であるということ、まだまだ死別のショックの渦中にいるのだということを認識し、十分にご自分を労わってあげてほしいです。 ◎同じような状況にいる人と気持ちを共有する お母様を突然亡くしたことによる不安感や最近の自分の様子を、家族や友人に話して気持ちを受け止めてもらうことで、安心感が得られるかもしれません。また、同じようにご家族を亡くした経験のある方と気持ちを共有することが、ご自身の心を癒していくことに繋がることもあります。お母様の自死と同時期に転職があったことにより、忙しくてなかなか今の気持ちを言語化する時間がなかったかもしれません。ですが、自分の感情を言語化することで今の気持ちを整理することもできますし、自分の不安感を客観視することにより距離を取ることもできます。 ◎しっかりと悲しみ切る 死別反応の渦中にあるということは、まだまだお母様が亡くなったということを受けられない状態だったり、しっかりと悲しみを自分自身で感じ切れていないということかもしれません。よく、お葬式は残された人達のためにあると言われますよね。そういった儀式をしてしっかりとお別れをすることにより、人は大切な人の死を受け入れ、乗り越えていくことができます。まだ混乱した感情の中にいて、自分の感情と向き合えていない状態なのであれば、その思いをしっかり味わっていくとうことが必要になります。故人の方との思い出を振り返ってみたり、写真や思い出の品を見返してみたりして、自分なりのお別れの儀式をすることが役に立つかもしれません。 ◎自死遺族の自助グループ等に参加する 身近な方が自死をされた時、残されたご家族の中には、もっとこうしていれば良かったという後悔の気持ちや、自分を責める気持ちが生じることが多いです。亡くなった方との関係性もそれぞれですし、自死をされたことに対してどのような思いを持っているのかというのも人それぞれだと思います。どうしても「誰にも分かってもらえない」と、心を閉ざしてしまうこともあるかもしれません。そういった時には、同じようにご家族を自死で亡くしたご遺族の自助グループやサポート団体に顔を出してみることで、閉じた心に少しずつ光が見出せるということもあります。もし良かったら、お住まいの地域でそういった自助グループが利用できるかどうか調べてみても良いかもしれませんね。オンラインでの参加というのも、一つの選択肢かと思います。
どうしても無気力感が続いて日常生活や仕事に支障が出る場合や、抑うつ感・睡眠の問題などがある場合には、病院を受診するということも検討してみても良いかもしれません。仕事を続けることが辛いようであれば、診断書を書いてもらってしばらく休職という選択肢もあります。体調と相談しながら、どうぞご無理のないようにしてほしいと思います。また、こちらでもオンラインのカウンセリングが利用できますので、辛い時にはお一人で抱えることのないよう、ご利用を検討してみてくださいね。inuneko143さんが少しずつでも心穏やかに日々の生活を送ることができますように、お祈りしております。
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しほまる
9日前
inunekoさん初めまして、私も2年前母が自死で亡くなりました。同じ状況だったので思わずコメントしてしまいました。とても辛い事ですよね。泣きたい時は思いっきり泣いてくださいね