お話の詳細
病気・からだ
コーヒー豆_レベル._アイコン.モルモット
10日前
毒親から離れて2年目だけど…
一昨年まで虐待されていて、やっと離れる事ができた。 だけど精神病も中々良くならないし、体調も新しい不調が出たりして生活が儘ならない。 障害基礎年金と生活保護で暮らせてはいるけれど、もう少し思った通りに体が動いたらなぁと思ってしまうのはワガママだろうか…。 よく『精神病は罹患した年月以上かかる』って聞くけど、36年間虐待されて数えきれない精神病を持っている。 早くても治るのが72歳だとしたら、もう人生終わってると思う。 鬱病、統合失調症、原因不明の強い目眩、離人症、ランダムに記憶を忘れる健忘。どんな睡眠薬を呑んでも3時間睡眠。 環境は楽になったのに障害や病気は増えたり重くなったりしていて、闘いが終わらない事にしんどさが積もる。
めまい不安強迫観念頭痛身体症状うつ不眠症トラウマ
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門コメント
10日前
今できていることに目を向けてみましょう
#うつ #トラウマ #身体症状
モルモットさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。たくさんの身体症状を抱えながらも、なんとかお一人での生活を続けていらっしゃるのですね。頑張るモルモットさんを応援したくて、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
虐待を受けていた家庭からやっとの思いで離れることができたものの、なかなか体が思うように動かず、様々な身体症状を抱えていらっしゃるというモルモットさん。鬱や統合失調症などの精神症状に加え、睡眠の問題もとても深刻なようです。日々、重たい体をなんとか動かしながら、しんどい思いを抱えて生きていらっしゃる様子が伝わってきました。投稿を拝見し、お一人で耐えてきたであろうモルモットさんの数々の苦労を想像すると、胸が痛みます。
[悩みの原因・分析]
現在はご家族と離れて暮らすことができているとのこと、本当に良かったです。今の環境に至るまでに多くの苦労があったことと思いますが、今の環境を手に入れることができたのはきっとモルモットさんの頑張りの成果だったのではないでしょうか。長い間家庭から離れることができなかった訳ですから、そこから抜け出すのは並大抵の努力ではなかったはずです。本当に頑張ったのですね。 虐待を生き抜いてこられたサバイバーの方達は、PTSDや鬱、睡眠障害など、様々な後遺症に苦しんでいらっしゃいます。投稿者のモルモットさんは一昨年まで36年間もの間虐待を受けてこられたとのことですので、そういった後遺症から回復するのは容易なことではありません。焦らず少しずつ、前を向いて生きていくためにどんなことができそうか、一緒に考えてみましょう。
[やってみましょう!]
◎できていることに目を向けてみる 現在はたくさんの辛い身体症状を抱えながらも、障害基礎年金や生活保護でなんとか生活されていらっしゃるのですね。ご実家から離れた後、様々な後遺症を抱えながらも煩雑な手続きを経て、お一人で生活できている。それだけでもすごいことだと思います。役所での手続きや年金受給のための書類作成等はなかなか複雑なものですので、体調が優れない時には難しいこともありますよね。36年間もの間辛い環境で過ごしてきた後、そういった複雑な手続きをするために人と会ったり状況を説明したりするのはとても骨の折れる作業です。それらを経て、今の環境で生活できているというのは、まぎれもなくモルモットさんご自身が手に入れた成果です。できていないことに目を向けたり人と比べたりするのではなく、今できていることに目を向けてみてください。大変な環境を抜け出して生活をしながら、通院を続けていらっしゃるというだけでも、とてもすごいことだと感じました。 ◎自助グループへの参加 虐待サバイバーの方や、機能不全家庭で育った方がお互いに経験をシェアしたり、助け合ったりするような自助グループというのがいくつかあります。支援団体が生活上の色々なサポートをしてくれたり、金銭面でも援助をしてくれたりする場合があります。同じような経験をしてきた人達と話をすることで前を向けるきっかけになることもありますし、今後の相談に乗ってくれることもあります。お住まいの地域でそういった自助グループや支援団体がないかどうか、調べてみるというのも良いかもしれません。お近くでそういった自助グループがなくても、オンラインでのサポートが可能な所もあります。もし良かったら調べてみてくださいね。 ◎日々の小さな喜びを見つけてみる 長い間辛い環境で耐え忍んでこられたようですので、小さい頃から自分の楽しみや喜びといったものを感じる機会は少なかったかもしれません。小さい頃、もう少し穏やかな環境だったとしたら、どんなことがしたかったでしょうか。また、どんな物が好きだったでしょうか。幼かった頃にしたかったことや好きだった物を思い出して改めて触れてみることで、少しずつご自身の心を労わっていくことができるかもしれません。もちろん、最近になって好きになった物でも良いと思います。何か心惹かれるもの、好きだと思うものがあれば、そこに時間を割くという日々の小さな楽しみを見つけていけると良いかもしれませんね。最近では、「推し活」という言葉も一般的になりつつあります。好きな「推し」がいるだけでも、日々の生活のちょっとした潤いになることもあります。誰にも邪魔されずに好きな食べ物をゆっくり味わう時間なども良いですね。自分のために使う時間ということを意識して、日々の小さな楽しみにしていけたら良いのではないでしょうか。
もう十分頑張っているモルモットさんですので、どうぞ心と身体の回復を最優先に、焦らずご自身のペースで歩んでいってほしいと思います。その中で、少しずつ、できることが増えていくと良いですね。季節の変わり目ですので、どうかお身体に気を付けて、ご無理のないようにお過ごしください。