お話の詳細
LGBT
もぱもち
1ヶ月前
女性であることが気持ち悪いです。
ここ何年か女性であることに違和感というか気持ち悪さを感じています。 自分の女らしい体や声、顔がすごく嫌いです。 男性になりたいわけではないと思います。 ただ女性であることが嫌です。気持ち悪いです。
性自認_性的指向
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アンパロエレン さんの専門コメント
20日前
自分の体や性別への違和感に向き合うには?
#性自認 #ジェンダー違和 #違和感への向き合い方 #自分らしく生きる
もぱもちさん、こんにちは。心理カウンセラーのエレンです。投稿を読ませていただきました。ご自身の体や声、性別に対して強い違和感や嫌悪感を抱えているのですね。とても苦しいお気持ちだと思います。このように言葉にして共有してくださったこと、とても大切な一歩だと思います。
[今回の悩み]
もぱもちさんは、自分の体の特徴や「女性であること」に強い違和感を覚え、気持ち悪さを感じているとのこと。しかし、「男性になりたいわけではない」とも考えているため、単純にトランスジェンダー(FTM)とは違う感覚を持っている可能性があります。 このような違和感は、ジェンダー・ディスフォリア(性別違和)とも関連することがありますが、一人ひとりの感じ方は異なります。自分が何者であるのか、どのような在り方が自分にとって自然なのか、悩むのは決して珍しいことではありません。
[悩みの原因・分析]
性自認に関する違和感は、多くの要因が影響していることがあります。 1. 社会や環境の影響 社会は「女性らしさ」「男性らしさ」を強く意識させる場面が多くあります。その中で、「女性だから〇〇しなければならない」「こうあるべき」といった価値観に違和感を抱き、それが自己認識とずれてしまうこともあります。 2. 身体的な特徴への違和感 身体の変化(成長期、ホルモンバランスの影響など)によって、自分の体に対するイメージが変わることがあります。また、声や顔など、自分の外見が「こうありたい」と思うものと一致しない場合、嫌悪感を抱くこともあります。 3. 性自認の多様性 「男性になりたいわけではないけれど、女性であることに違和感がある」という感覚は、ノンバイナリーやXジェンダーといった性自認に当てはまることがあります。必ずしも「男性か女性か」に当てはめる必要はなく、「自分らしさ」を見つけることが大切です。 4. 心理的ストレスや過去の経験 もし、過去に「女性だから」何かを強制された経験や、ジェンダーに関する否定的な体験があった場合、それが現在の違和感につながっている可能性もあります。その場合、まずは過去の体験を振り返り、自分が何に対して苦しさを感じているのかを整理することが助けになります。
[やってみましょう!]
1. 「自分が嫌なこと・心地よいこと」を整理する まず、「女性であることが嫌」という感情の中に、具体的にどの部分が自分にとって辛いのかを掘り下げてみましょう。 • 体の特徴?(胸・声・顔など) • 他者からの扱い?(女性として見られること) • 服装やライフスタイル? 一方で、「これなら心地よい」と思えることも探してみると、自己理解のヒントになります。 2. 性自認についての情報を集める 世の中には「男性」「女性」以外にもさまざまな性自認があります。ノンバイナリー、ジェンダーフルイド(流動的な性自認)、Xジェンダーなど、色々な在り方を知ることで「こういう在り方もあるんだ」と視野が広がることもあります。 3. 自分が快適な表現を試してみる • 好きな服装やヘアスタイルを試す • 自分が心地よい呼ばれ方(名前や代名詞)を考えてみる • 声の出し方や話し方を意識してみる 小さなことから試し、自分にとって何がしっくりくるのかを探ることが大切です。 4. 信頼できる人やコミュニティに相談する 同じような経験をした人の話を聞くことで、「自分だけじゃない」と感じることができるかもしれません。LGBTQ+の支援団体やカウンセリングなどを利用するのも一つの方法です。
もぱもちさんが今感じている違和感や気持ち悪さは、とても大切な感情です。それは「自分らしさを見つけるためのサイン」かもしれません。 性自認については、すぐに答えが出るものではなく、じっくりと時間をかけて向き合っていくものです。「こうでなければならない」という正解はありません。 もし、もっと深く話したいと感じたら、カウンセリングを利用することも選択肢の一つです。一緒に気持ちを整理しながら、「自分らしく生きる」ための方法を考えていけると思います。無理をせず、少しずつ向き合っていきましょうね。