昨日の夜、昔(小4くらい?)のときに、芥川龍之介の「河童」を読んで、河童の世界は良いな、と思ったのを思い出した。
一番惹かれたのは、河童の世界では産まれたいかどうか選択できるところ。こんな世の中に産まれたくない、とお腹の中の子が言うと、すぐに注射が打たれて死んでしまった。
私はすごく羨ましいと思った。産まれたいかどうか胎児に確認できて、産まれたくなければ産まれなくていい、生きなくていいのが。死ぬ権利が尊重されているのが。死にたいと思いながら生きなくていいのが。
私は今、適応障害で昨年の6月下旬頃から休職しているけど、思えば、私は小さい頃からおかしかったんじゃないか、と夜中に思った。
きっと私は小さい頃から死にたかったんだな、生きているのがつらかったんだな。
ごめんよ、昔の私。私は今も何も変わってない。変わらず、死ねず、生きてることに苦しんでるよ。