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仕事関係
ふっちー
2ヶ月前
不眠症からの連鎖
1年以上不眠症の症状。 薬も飲み始めて、平均4時間睡眠。 転職して失敗続きで。きっと不眠の影響も大きいよなぁ。 でも職場の人に言えるわけもなく。 寝れるように、湯船に浸かることにしました。 早く抜け出せますように。
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鯨井 薫 さんの専門回答
2ヶ月前
1年以上の不眠
#不眠 #睡眠 #1年以上 #転職 #仕事
ふっちーさん、こんにちは。 臨床心理士・公認心理師の鯨井と申します。1年以上不眠症の症状が継続しているとの文章を読み、とても心配です。 睡眠に関して、ふっちーさんもいろいろ調べたり、改善する方法を試されたかと思いますが、今一度睡眠についてコメントさせていただければと思いました。 すでにご存じのことばかりになってしまっていたら、申し訳ありません。
[今回の悩み]
ふっちーさんは1年以上の不眠症の症状とのことです。服薬されても、睡眠時間は平均4時間。転職されても、失敗されることが多いようです。さらに職場の方にも不眠の相談ができていない状態とのことで、周囲の方がふっちーさんの健康状態について全くご存じない中で、おひとりで抱えているのですね。ここでは不眠の症状やその原因となるもの、改善方法についてお話したいと思います。
[悩みの原因・分析]
まず、不眠の症状ですが、①寝付けない(入眠障害)、②早く目が覚め、その後眠れない(早朝覚醒)、③夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)といったものがあります。睡眠時間が少なかったり、睡眠が浅い場合には日中に眠気を感じたり、活力や気分、思考力、集中力、記憶力の低下が生じやすくなります。疲労感も増大し、いつも疲れている状態になります。また長期的にみると肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症、うつ、認知症、免疫力の低下といったリスクを上げると言われています。こうした不眠の原因としては精神面ではストレスや不安、環境面では労働時間の長さやIT機器の長時間利用、騒音など、生活面では生活習慣の乱れや食事、入浴の時間、就寝前のスマホ、運動不足「などの利用も関係しているようです。
[やってみましょう!]
不眠症の改善としては、まず生活リズムや睡眠の状態の確認を行うことをお勧めします。アプリやスマートウォッチなどでご自分の睡眠のリズムや深さ、生活リズムを数日間記録して振り返ると、「思っていたよりも眠れている」「就寝時間が遅いのかも」「活動時間や内容を変えてみようかな」といった改善策がおのずと出てくることがあります。また、服薬されているということは通院をされているということかと思われます。主治医の先生に睡眠の状態を相談し、ふっちーさんの睡眠のお悩みにあったお薬を処方していただくことも一つの方法かと思います。また、お仕事での失敗についてや周囲の方への相談についてもサポート体制を整え、おひとりで抱え込まず、誰かと解決について検討されることで客観的な意見を知ることができたり、自分では思いもしなかった解決策が出てくるかもしれません。
日本人は睡眠時間が短いと言われ、半数以上が睡眠不足を感じているという報告もあるようです。睡眠の質が向上すると、日中の生産性、気分も上がり、毎日気持ちよく過ごすことができますね。ふっちーさんの不眠症は1年以上継続されているようですが、その前にはこういった症状はなかったのでしょうか?なにかきっかけがあったのか?など、カウンセリングでは不眠症の症状の前後についても詳しくお伺いしたうえで、現在のふっちーさんに合った睡眠の改善方法や仕事、生活でのストレスはどのようなものがあるのか?その解決策としてどんなものがあるのか?を一緒に考えていきます。現状の問題の解決にカウンセリングがお役に立てそうなときには、ぜひお声掛けいただければと思います。お待ちしております。