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LGBT
コーヒー豆_レベル._アイコン.milkinside
1ヶ月前
僕の恋愛観はおかしいんでしょうか…?
私はパンセクシャルのはずなのですが、 ココ最近僕自身がとても恋愛的に見えてしょうがなくて、ナルシストなのか?とも思ったのですが自分に消滅して欲しいような事を思ったりもして、僕は一体何なんでしょうか。 私は…おかしくなったんでしょうか? 私は僕が愛しくて愛しくてたまりません でもしっかり他者にも性的というか恋愛的に見るんです。 私は…本当になんなのか分かりません これはセクシャルのなにかとかあるんでしょうか…?何か教えてくれると助かります
性自認_性的指向
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専門家プロフィール
アンパロエレン さんの専門コメント
20日前
自分自身を愛する気持ちと恋愛感情の関係とは?
#性自認 #性的指向 #パンセクシャル #アイデンティティ
milkinsideさん、こんにちは。心理カウンセラーのエレンです。投稿を読ませていただきました。ご自身のことを「愛しくてたまらない」と感じる一方で、「自分が消滅してほしい」と思う瞬間もあるのですね。その大きな揺らぎの中で、「自分は一体何なのか?」と悩まれているお気持ち、とても伝わってきました。
[今回の悩み]
milkinsideさんはパンセクシャルであると認識しつつ、最近「自分自身を恋愛的に見てしまう」ことに戸惑いを感じているとのこと。そして、同時に「自分に消滅してほしい」と思うこともあり、その感情の揺れが「自分はおかしくなってしまったのでは?」という不安につながっているようですね。
[悩みの原因・分析]
人は、自分に対してさまざまな感情を抱きます。自分を好きだと思うこともあれば、嫌悪することもある。そのどちらか一方だけを持つのではなく、同時に強い愛着と拒絶が存在することもあります。 milkinsideさんの感情について、いくつかの視点から考えてみましょう。 1. オートセクシュアリティ(自己性愛的傾向) 「自分を恋愛対象として見てしまう」感覚は、**オートセクシュアリティ(Auto-Sexuality)やオートロマンティシズム(Auto-Romanticism)**に近いかもしれません。これは「自分自身に恋愛感情や性的な魅力を感じる」ことを指し、決して珍しいことではありません。 オートセクシュアリティを持つ人は、他者との恋愛や性的な関係にも興味を持つことが多く、投稿者さんが「他者にも恋愛的に見る」と感じている点とも矛盾しません。つまり、「自分も愛し、他者も愛せる」という感覚は、ひとつの性的指向や恋愛の在り方のバリエーションとして考えられるのです。 2. 自己愛とナルシシズムの違い 「ナルシストなのか?」と考えたようですが、**自己愛(セルフラブ)とナルシシズム(自己陶酔)**は異なります。 • 自己愛は、自分を大切に思い、肯定すること。 • ナルシシズムは、過剰な自己賞賛や他者との比較による優越感を伴うことが多い。 投稿者さんのケースでは、「自分を愛しく思う」感情が強くなっているものの、それと同時に「自分が消えてしまいたい」という気持ちもあることから、単純なナルシシズムとは異なるように感じます。 3. 「自分の消滅を願う」気持ちの背景 「自分が消滅してほしい」と感じることがあるのは、自己肯定感の揺らぎや、強い感情のバランスが崩れているサインかもしれません。 • 自己愛が高まることで、自分が何者か分からなくなった • 強い自己愛の反動で、自己嫌悪が出てくる • 「自分の存在に対する疑問」が深まりすぎて苦しくなる このような状態では、「自分は何者なのか?」というアイデンティティの混乱が起きやすく、精神的に不安定になることもあります。
[やってみましょう!]
1. 自分の感情を整理する 「自分を愛しく感じる気持ち」と「自分が消えてほしい気持ち」、どちらも今のmilkinsideさんにとって大切な感情です。 • どんなときに「僕が愛しくてたまらない」と思いますか? • どんなときに「自分が消えてほしい」と思いますか? • その二つの感情はどうつながっていますか? 書き出してみることで、気持ちの整理がしやすくなります。 2. 「自分にとって心地よい自己表現」を探す milkinsideさんは「私」と「僕」の両方の一人称を使っていますね。性自認やアイデンティティが流動的な可能性もあります。 • 「僕」と言ったときと「私」と言ったときの気持ちの違いは? • どんなときに、どちらを使いたくなる? • しっくりくる言葉や表現があるか探してみる 性別やセクシュアリティの枠にとらわれず、自分が心地よい在り方を見つけることが大切です。 3. アイデンティティに縛られすぎない 「自分は一体何なのか?」と考えすぎると、答えが出ないことに焦りを感じるかもしれません。でも、アイデンティティは固定されたものではなく、時間とともに変わることもあるのです。 「僕は僕でいい」「今感じている気持ちも、ひとつの自分」と思えたら、少し気持ちが楽になるかもしれません。
milkinsideさんが今感じている「僕が愛しくてたまらない気持ち」も、「自分が消えたくなる気持ち」も、どちらも大切な感情です。それは、自己理解を深める過程の中で出てくる自然な揺らぎなのだと思います。 性自認や性的指向は、はっきりとした名前をつけることが難しいこともあります。でも、それを無理に決める必要はありません。「今の自分の感覚」を大切にしながら、自分にとって心地よい在り方を見つけていきましょう。 もし、もっと深く話したいと感じたら、専門のカウンセラーに相談するのもひとつの方法です。一人で抱え込まず、少しずつ自分を知る旅を続けてみてくださいね。