自然の家で働こうか考えています。転職を考えています。
幼少期から組織キャンプに関わってきました。
自然の厳しさに対して、組織立てて活動することで、忍耐力は身に付いたと思います。猛暑の密林や極寒の雪山でキャンプを経験してきました。
しかし、組織キャンプ以外の価値観は認められない家庭環境で育ちました。過酷な環境に耐えられるよう、家にはエアコンがありませんでした。
いわゆる文化系は駄目だという家庭でした。そして球技が苦手だった僕は家の恥でした。
親は球技や水泳等で馴染めなかった僕を憎みました。そして、何があっても認めませんでした。それが組織キャンプ第一という価値観に昇華されたと思っています。
そういう価値観である為、スポーツ系の大学にしか進学が許されませんでした。その大学では朝礼及び行進訓練、髪染め禁止、指定のジャージとポロシャツの着用義務という士官学校のような環境でした。
拒否すれば殺すと脅されました。今まで散々恥をかかされてきたと激昂されました。
規律の中でしか評価されない青少年時代を過ごしてきました。出来損ないに生まれたことで両親に恥をかかされてきたと思い、組織キャンプに取り組んできました。班長を経験したり、班のカウンセラーとなって指導したりしてきました。それが親孝行だと思っていました。ですが同時に自分が分からなくなっていました。どうせ認められもしませんでしたから。
そうしていたら、社会に出ても一般社会に馴染めない日々を過ごしました。日常生活が退屈で仕方ありませんでした。危険が隣合わせの組織キャンプで精神を鍛えてきたので、物足りません。三交代勤務でしたが、鬱寸前でした。コロナ禍が明けて久々に街中に出ましたが、居場所を感じませんでした。31歳になり、もう結婚も諦めています。
同世代と青春を過ごせなかったことが後悔です。
開き直って組織キャンプを仕事にしようかと思っています。
あまり同じだと思うのは良くないとは思いますが、戦場帰りの兵士が一般社会で馴染めないという現象、よく分かります。