お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.なやむさかな
2ヶ月前
ぐるぐる思考の迷路で先が見えない
4月で大学2年生になります。上京して、親元を離れて現在一人暮らしをしています。支離滅裂な文章ですがご容赦ください。 単刀直入に言うと、上京してから自分のメンタルがどんどん弱っていくのを感じます。それに加え、やる気や物事を成し遂げる力も弱くなっています。(元々忘れ物が多かったり、授業中に居眠りをしたりで優等生ではありませんでした)私は役者を目指し、芸術系の私立大に進学しました。学費も非常に高いです。うちはひとり親で、世帯年収も低く貧乏なのにも関わらず、母は夢のためならと快く送り出してくれました。それなのに私は、この1年で何の成果も挙げられず、座学はやり過ごす程度の体たらくです。実技も少し上達した、と思っても周りにはもっと上手い人が沢山いて、前向きになれて顔を上げた途端また現実に引き戻されます。もし役者がダメで、一般企業に就職することになったとしても、社会で上手くやっていく自信がありませんし、芸能関係の仕事につけなければ、せっかく送り出してくれた母の気持ちを裏切ることになるのでは、と毎日ぐるぐると考えが止まりません。 お金が無いからバイトだってしなくちゃならないのに、去年の5月に店長が苦手で逃げてしまってから母からの仕送りだけで生活費を賄っています。貧乏だと言うのに、衝動的に買い物をしたり、その場の気分で外食をしたりするものだから、すぐにお金が無くなります。 このままじゃダメだ、衝動的な買い物もダメ、外食も控えて、授業真面目に受けて、という意識はとても強く自分の中にあります。けどできないんです。いつもやってしまった後に泣きそうなほどの後悔が押し寄せて、気分が落ち込んでしまいます。人の前では普通っぽく振る舞えるし、遊びの予定が立てば人並みに楽しむことは出来ます。が、1人で布団の中にいたりすると、どうしようもなく将来が不安で、今日のあの態度もしかして不快だったかな、嫌われちゃったかなとまたぐるぐる考えてしまって、考えるのが面倒で消えてしまいたくなる時が去年の秋頃からよくあります。 人と比べるのが良くないことはよくよくわかっていますし、高校の時までは比べることなんてなく、自分をむしろ誇りに思っていたのですが、上京してからというもの、人と比べては自分を卑下してダメダメだと思うことが増えました。たくさんの人に愛される友達を見て勝手に病んだり、誰からも愛されることないんだと勝手に思ったり。人の目が怖いです。度々悪口を言われているように感じたり、周りの人みんなが私のことを好いていないんじゃないかと被害妄想のような気持ちになります。実際友達にそのことを言うと、絶対にそんなことは無い、嫌われる理由なんてないって強く否定してくれましたが、それでもその考えの癖は直せていません。この癖も上京してからのものです。 うつ病?ADHD?適応障害?と何度か疑ったのですが、ただの自分の怠惰な性格が招くことであって、決して病気のせいじゃないと自分を責めてしまいます。怠惰なのは間違いないのですが、何か、前に進めない理由を求める毎日です。もし本当にうつ病などの傾向があれば教えて欲しいです。 将来が怖いです。未来が怖いです。高校に戻りたいとぼやく日々です。体を悪くしてまで働いて学費を稼いでくれている母に恩返しがしたい。けどそれに応えることができるだけの成績が残せない。がっかりさせたくない。母に申し訳ない。こんな娘で申し訳ない。考えがまとまらず長文でごめんなさい。もう何も考えたくないです。
ストレスうつ不安無気力
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門回答
2ヶ月前
ダメダメばかりは余計にストレスになりますよね。上京してからよく頑張ってこられたのだと思います🌿
#環境の変化 #ストレス
なやむさかなさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 親御さんの下を離れ、ひとり東京で奮闘されているお姿に、思わず声をかけたいような気持ちになり、コメントさせていただきました。
[今回の悩み]
なやむさかなさんは現在大学2年生、役者を目指して芸術系の私立大学に通うために、親御さんの下を離れて東京で一人暮らしをされているとのこと。 高校生のころまではご自分を誇りに思えるほど、いろいろなことがうまくいっていて人と比べるようなこともなかったのに、上京して東京での生活が長引くにつれ、うまくいかないことが出てきたり、他人と自分を比べてはご自分に対してダメだと感じることなどが積み重なり、精神的につらい状況に追い詰められてしまっているようです。 その結果、やる気や何かを成し遂げようという力も弱くなり、大学の授業で少し上達したと思えてももっと上手な人を目にしては気持ちが萎えてしまったり、生活のためにしていたアルバイトも苦手な店長から逃げて辞めてしまってからはお母さまからの生活費だけでなんとか賄っているのについ衝動買いをしてしまったりしてはますますご自分を責めてしまって強い後悔や落ち込みを感じていらっしゃるのですね。 誰かと一緒にいるときは普通に振舞ったり、遊びの予定があるときはそれなりに楽しむこともできるけれども、お一人になるとどうしようもない不安が押し寄せてきたり、日中のご自分の態度がよかったかどうか気になってぐるぐる考えが止まらなくなり、消えてしまいたくなるようなこともあるとのこと。 現在は人の目が怖い、悪口を言われているように感じてしまう、周りから好かれていないというような被害妄想も出てきているとのことで、本当におつらい状態なのが伝わってきます。 いろいろな精神疾患の可能性を考えてみても、結局はご自分の性格によるものなのではと考えてはまたご自分を責めてしまうとのことで、考えるのも嫌になりますよね。
[悩みの原因・分析]
なやむさかなさんは本当にお母さまから愛され、とても大切に育てられてきたのだろうということがご投稿内容から伝わってきました。 そんなお母さまの元から離れ、ひとり東京での生活をスタートされることは、夢のためとはいえ本当に大変なことでしたよね。 環境の変化というのは思っている以上に人に良くも悪くも影響を及ぼすものです。 しかも、なやむさかなさんはまだ大学2年生という若さ。それまでの、生まれ育ち慣れ親しんだ安心できる環境から離れ、まったく新しい土地でたった一人新生活をスタートさせることはなかなか容易なことではありません。 見知らぬ土地、初めての場で警戒心が増すのは生物として自然なことです。 ましてや東京はそれでなくても人が多く、刺激もたくさんあります。 次々と出会う人々、入ってくる情報に対処するだけでも、なやむさかなさんの心と身体はいつの間にか疲弊していったことでしょう。 はじめの内は無我夢中で対処してきたことも、そんな生活が始まって半年もたつとそれまで何とか保てていた心にも無理が生じてきます。 それでも無理を続けていくと、だんだんと冷静な判断が出来なくなり、ネガティブな思考などの抑うつ的な症状が出てきてしまうこともあるものです。 なやむさかなさんはそれでも夢のため、大切なお金を自分の夢のためにかけてくれているお母さまに応えるためにと頑張り続けられてきたのだと思います。 しかし、既に無理が続いていたなやむさかなさんの心と身体のパフォーマンスはそれまでのようにはいかず、ご自分でもなぜだかわからないけどうまくいかない、失敗ばかりしてしまう、というような悪循環に陥ってしまったのではないでしょうか。 一人でいるとぐるぐると良くない考えが出てきて止まらなくなる、ご自分を責めてしまう、人から好かれていないように感じるというような被害妄想が出てくるなどといったご様子は、うつ病のようにも受け取ることが出来ます。 ただこちらで伺った内容だけで病名を判断することはできませんし、私は医師でもないので診断はできないため、あくまで参考意見として受け止めていただけたらと思います。
[やってみましょう!]
まず、なやむさかなさんに一番お伝えしたいのは、これまで本当によくやられてきたという労いの気持ちです。 これだけおつらい状態になっても、お母さまのため、ご自分の夢のためと、こうしなくてはあぁしなくてはとご自分を何とか律しようとされるお姿はとても立派だと思います。 しかしその一方で、あまりにご自身に制限を与えすぎていて、それも苦しくなってしまっているのではないかな、ということも心配です。 まだ20歳くらいといった若さで、欲しいものもたくさんあると思います。 たまに衝動買いや外食をしてしまうこと、ありますよね。わかります。 もちろんお金は無限にあるわけではないので、いつもいつもOKというわけではありませんが、やってしまったことを泣きそうになるくらい後悔しなくてもいいんですよ。その後ちょっと節約することを考えてみたり、今後またアルバイトを始められそうなときはお仕事を頑張るなどして、バランスをとっていけばいいんです◎ ただ今はそれよりも、ここまで頑張って頑張って、少し頑張りすぎてしまったご自身に、少し休養を与えてあげることが大切です。 休んだからといってこれまでの頑張りが無駄になるということは決してないですし、前に進むために必要な休息と考えてみてください。 できればお母さまに会いに行って、しばらく今の生活の中でなやむさかなさんのことを悩ませる日々のあれこれから離れてみる、必要であれば大学も少しお休みして、心と身体の調子を整えることも考えてみるといいと思います。 お金のことは気になるかと思いますが、心や体を壊してしまっては元も子もありません。 お母さまも、なやむさかなさんがそんなになるまで無理をすることは望んでいらっしゃらないと思います。 なかなかご自分ではうまく休むことができない、休養と言われてもどうしたらいいかわからないという場合、数日休んではみたもののあまり状態が変わらないというときは、お近くの心療内科でご相談されることもお勧めします。 より具体的にどのように過ごしたらいいか、今のネガティブな思考を止めるようなアドバイスなど、なやむさかなさんに必要な対応を教えていただけることと思います。
なやむさかなさんはご自分のことを怠惰だと書かれていらっしゃいましたが、本当に怠惰な方はこんなふうに上手くいかないことでご自分のことを責めたり落ち込んだりしないでしょう。 それだけ真面目で、お母さまへの想いも強く、一生懸命な方なんだと思います。 心療内科に行こうにも、何をどう話したらいいのかわからない、いきなりそういうところに行って相談するのも戸惑いがあるなどといった場合には、マインドカフェの専門家がお話を伺うこともできますので、いつでもお気軽にご利用くださいね。 なやむさかなさんの心が少しでも軽くなり、日々のつらさから解放されることを陰ながらお祈りしております。