今日、親と縁を切った。
父から電話がかかってきて、淡々と縁を切る、金輪際会わない、ということになった。電話一本で終わった。
母は泣きわめくだろうが、父が何とかしてくれるだろう。
とても疲れた。体が重い。心臓が震える。子供の頃から、いつか縁を切ろうと夢見ていた。実際にその時が来てみれば、こんなにもあっさりして、こんなにも現実なんだな。
楽しい思い出もあった。でも、苦しい思い出が多すぎた。機嫌のいいときの母の手料理が好きだった、でも、これ以上母のサンドバッグにされるのは、もう耐えられない。
これで友達もいない、家族もいない、天涯孤独となった。それでも生きなければ。ずっと支えてくれていたパートナーと結婚することになったのだから。こんな自分を選んで、人間の温かさを教えてくれて、私をこの世に繋ぎ止めてくれた。新しい家族を大事にしたい。
本当に、疲れた。これで自由だ。