お話の詳細
メンタルヘルス
れあ38
2ヶ月前
どこまでのしんどさなら耐えていい?
気分変調症を患っていて、さまざまなことを経て、頑張らないようになり、また、しんどかったらやめればいいと思ってました。だけど、病状がよくなってきて、社会復帰を目指すなかで、やっぱり普通の生活ってしんどくて当たり前なんじゃないか?と思うようになりました。そう考えるとしんどくても耐えるということも必要な気がしますが、どこまでのしんどさなら耐えていいのかがわかりません。しんどさに耐えようと考えるとしんどくても我慢しすぎてまたダウンしてしまわないかも不安です。
ストレス
うつ
不安
無気力
1 専門回答希望
6 人が共感
コメント 4 個
専門回答希望 1個, 共感 6個, コメント 4個
鯨井 薫 さんの専門回答
2ヶ月前
しんどさにどこまで耐えるか?
#頑張る #しんどい #社会 #当たり前
れあ38さん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の鯨井と申します。病状がよくなってきたとの文面に、気分変調症でかなり大変な思いをされてきたことが推察されます。社会復帰に向けて、「しんどさにどこまで耐えるかの」というテーマに悩まれているのですね。文面からだけでは、れあ38さんへの理解が足りていない部分もあるかと思いますが、一緒に検討できたらと思います。
[今回の悩み]
これまで、さまざまなことに頑張ってきたようですね。しかし、そのためにご自身の体調を崩され、回復のために「しんどかったらやめればいい」と気持ちを切り替えたことで、体調が回復に向かわれたようです。そこで、社会復帰を考えていますが、これまでのご自分を振り返り、「頑張りすぎない、しんどかったらやめよう」と考えつつも「社会の中ではある程度しんどいことも耐えることができないとやっていけないのでは?」という考えもあり、その見極めに迷われているのですね。
[悩みの原因・分析]
「しんどかったらやめる」というのは、自分の身を守るための有効な方法ですね。体調を崩すことを防ぐことができます。デメリットとしては、耐性がつかないため、いわゆる「逃げ癖」がついてしまい、そこにとどまることでできた経験や学習の機会を失うだけでなく、今後も同様にそういった機会を失い続けてしまうということが挙げられます。 「しんどいけど続ける、頑張る」というのは、反対に経験や学習の機会を得られるかもしれないが、体調を崩すというリスクが伴います。体調を崩すと、身体症状だけでなく強い不安や自信の喪失など、心身ともに回復に時間を要する、再チャレンジに新たな不安が生じるといったことなどが懸念されます。
[やってみましょう!]
どちらを選択するか、いくつかの選択基準があるかと思います。 まず、一番大切なのは、ご自身のその時の体調です。眠れない、食事がとれない、ずっと気持ちが落ち込んでいる、これまでになくイライラしている、頭痛や胃痛、倦怠感など身体症状が出ているといった場合には、まずはいったん休息をとっていただきたいと思います。こういった場合には、冷静な判断が難しくなっていることも多いので、体とこころを休め、冷静に考えられる体調に戻るのを待ちましょう。 次に、そこで頑張ることが、れあ38さんにとって、どのくらい重要なのかということです。取りたい資格がある、やりたい仕事である、ここを超えることによってれあ38さんの夢が叶うなど、重要度が高いようであれば、逃げることよりも「より少ない負担でどう頑張るか?」を検討してみられるとよいと思います。反対にあまり重要度が高くないのであれば、「そこまで頑張る必要があるのか?」をもう一度考え、必要がないようであれば、逃げるというのも一つの方法です。 また、これまでのご自身の経験やそれに伴う体調の変化を振り返り、「どんなときに頑張りすぎるのか?」「頑張りすぎたときの自分の体調」「今思うと、このときにこうしておくとよかったかも」「ちょうどよく頑張っているときの自分の様子」「自分にって大切なこと」などを書き出すことで、自分の中の優先順位や頑張りと体調の変化、そのグレーゾーン(引き返したほうが良い状況)などがわかる自分のマニュアルを作成できます。今後、迷ったときにはそのマニュアルを見ることで、そのときの自分の状態を知り、状況、体調に合った解決の方法を具体的に検討できるかと思います。
体調を崩されるくらいに頑張ってこられたこと、「しんどかったら逃げよう」と体調の回復に努めてこられたこと、本当に大変だったと思います。これからの社会復帰に対しても不安でいっぱいなことでしょう。それでも前向きに検討されているれあ38さんのひたむきなご様子が文面から感じられました。 困難な状況を乗り越えることも、うまくかわすことも、そのときのご自分にとって必要な選択であれば自信につながります。しかし、自分一人だけで考えると、それが果たして必要な選択なのか不安になってしまうこともありますよね。そんなときに必要なのがサポーターの存在です。支えとなる人と一緒に考えることで客観的に問題を分析し、さまざまな対処方法を挙げ、そのなかで自分にとってのベストの選択は何か、他者の考えやアドバイスも含めて検討すつことができます。もしもれあ38さんがサポーターを必要としたとき、お力になることができたら、とてもうれしく思います。
o真理藻o
2ヶ月前
難しい質問なんですけど、個人的には耐え忍んだ先でどうしても得たい結果があるという場合以外耐えなくていいのかなと思ってます。 ここにいる方は優しい方ばかりなので我慢しなきゃ...って自分に厳しくしがちなんですけど、体調やメンタルに変調をきたすレベルのストレスって、その人にとっての危険信号を身体が教えてくれてるんですよ。 生きることは辛いことの連続ですけど、それを当たり前だと思い込んで自分のサインを無視するようなことはしないで欲しいなと思います🥺
れあ38 (投稿者)
2ヶ月前
ありがとうございます 自分にとっての危険信号を見つけられるといいんですかね?
o真理藻o
2ヶ月前
@れあ38
そうですね! 心ないし身体が疲れてしまって限界だよーって時に何かしらサインがあると思うんです。 食欲がなくなるとか、何もしたくなくなるとか、眠れないだったりとか。 そういうのを自分のことだからって無視しないで欲しいなって思います😌