お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.ふるたこ
1ヶ月前
対人不安を治したいです。
人とのかかわりがとても苦手です。 小さいころは会話がない家庭で育ちました。父は音に厳しく敏感な人だったので、物を落としたり足音を立てたり、咳をしたり、母と会話をすると怒鳴られたりテレビの音量を最大まであげられたりしました。父親とは大人になるまで5分も会話をしたことがないと思います。 また父親はとても頭が良い人で、他の家族はいつもバカにされながら生活をしていました。 少しでも気に入らないことがあると怒鳴り、報告がないと怒鳴るのに話しかけても基本は無視をされていました。家ではいつもビクビクして過ごしていました。 それが関係しているかはわからないのですが私はいつも不安でした。何を話して、何をすれば人に嫌われないか、ということばかり考えていたと思います。 頑張れば頑張るほど、なぜか不思議ちゃんと言われることが増えました。しかし私も不思議ちゃんを演じていればそういうキャラの人だと受け入れられて、楽だなと思っていたと思います。 今子供が生まれて、小学生になり、私も見た目だけはすっかり大人になりました。しかし今も人と関わることがとても不安です。一所懸命大人を演じているいますが、変わった人と思われることが多いです。 若い頃は不思議ちゃんと許されたことも、大人になった今許されないこともわかっているので、必死で大人のふりをしているうちに自分自身のことがわからなくなりました。 誰と話すにも相手は何を望んでいるのかを考えてしまい、自然と相手の話し方が映ってしまったり、相手の望んでいるであろう回答を考えてしまうので自分の話し方や考えもわからなくなってしまいました。 いつも相手のキャラや話し方、考え方に合わせてしまうのでとても疲れるし、一貫性のない自分にうんざりします。人と話すと自動的にそうなってしまい、本当の自分もわからないので治そうにも治し方がわかりません。 昔は嫌われたらどうしようと思っていましたが、今はどうせ自分は嫌われる人間だからと思うようになり、人と会うことがとても怖いです。 家が駅が近いこともあり、子ども関係の知り合いに毎日何人もばったり会いますが その度一所懸命頑張って振る舞い終わったあとぐったり疲れます。 そして、相手の必死な私をみる時の、変な人を見るような、接しづらい人を見るような困ったような表情を思い出し、いつも悲しい気持ちになります。 ADHDということも関係しているのか、うっかり不用意な発言をしてしまったり、そそっかしいミスをよくしてしまいます。 そういうところも本当に情けないです。 夫は人付き合いがうまく社交的な人ですが、仕事が忙しく、子供は私と2人で一緒にいる時間がとても長いので私に似てしまってか、とても人見知りです。このまま自分に似てしまったら生きにくい人生を送ってしまうのではと申し訳なくなります。自分の社交不安を直して、しっかりとした大人になり子供に見本になれるような大人になりたいです。私自身が、ついつい人がいるとこを避けてしまうので色々な社交の場につれていってあげて経験も増やしてあげたいです。 また、いつか子供が独り立ちして、夫に先立たれることがあって独りになったとしても楽しい老後を送れるようになりたいです。 どうすればくよくよと落ち込まず、芯をしっかりもった人間になれるのでしょうか。 自然体の人間と言うのはどうしたらなれるのでしょうか。 いつでもリラックスしていて、人に上辺でなく心から優しくできる落ち着いた人間になりたいです。
無気力不安定_躁うつコンプレックス
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門コメント
1ヶ月前
対人関係のパターンを変えるには
#対人関係 #安心感
ふるたこさん、初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 いつも不安を抱えながら過ごされてきたのですね。 少しでもお力になれたらと思い、コメントさせていただきます。
[今回の悩み]
ふるたこさんは音に過敏で何かと厳しいお父さまのいるご家庭で育ってこられ、会話もなく、あまり安心感を抱けない幼少期を過ごされてきたようです。 そのこともあってか、いつも不安を抱えながら過ごされてきたふるたこさん。他者から嫌われないように、相手が何を望んでいるのかを考えてしまって、ご自分の考えやお気持ちよりも、相手のことを優先しているうちに、ご自分でもご自身のことがよくわからなくなってしまっているのですね。 若い頃は、そうした振る舞いを周囲からは「不思議ちゃん」というキャラクターで捉えられ、ふるたこさんご自身もそうしたキャラでいることで少し安心感なのか、楽だなという感覚を得ていらしたとのこと。 しかしお子さんが小学生になった今、当時のような振る舞いを続けているわけにもいかなくなり、またお子さんのためにももっと人とうまく関われるようになりたい、また先々お子さんが独り立ちし、ご主人に先立たれたりしたときに、楽しく過ごせるように、今よりも強い人間になっていたいと感じられているのですね。
[悩みの原因・分析]
ふるたこさんが幼い頃に過ごされてきた家庭環境は、大変なものでしたね。 物を落としたり、足音を立てる、咳をする、お母さまとの会話といった程度でも怒鳴られるというのは、とても心が落ち着くものではなかったと思います。 常にお父さまを怒らせないように、音を立てないように過ごされるというのは、神経をすり減らし、とても疲れる生活だったでしょう。 そして、お母さまとも安心して会話ができない状況というのは、家の内外で起こった出来事について、誰かに話したり受け止めてもらいたくても、なかなかそれができない状況だったかと思います。 そうした環境の中では、私達人間は、常に自分の身を守ろうとして交感神経が働き、身体的にも血流が早くなったり、そのために心拍数も上がったりと、心身ともにストレスがかかる状態となります。これは危険を察知してそこから素早く逃げたり闘ったりするという意味では効果的な反応なのですが、ふるたこさんの幼少期のご家庭のように、決して逃げたり闘ったりするような場面でないときにそうした反応が繰り返されると、消化されることのないストレスばかりが蓄積されていきます。 また逆に、安心感を得てリラックスした状態のときには副交感神経が働くといわれています。ふるたこさんの過ごされてきた環境では、この副交感神経がうまく機能することがあまりできずに、常に不安を抱えた状態が慢性化してしまっていたのではないかと推測できます。 ふるたこさんが、他者と接したときに相手の反応ばかり気になってしまうというのは、ある意味当然のことだと思います。 何かするたびに、お父さまの反応に怯え、身構えるような生活をされてきたのだとすると、それはご自分の身を守るための当然の防衛手段です。 しかし実際には、お父さまほどちょっとしたことで怒ってきたりする人は、外にはそういらっしゃいませんよね。 それがふるたこさんにも頭ではよくわかっていることと思いますが、染み付いた反応というのは、なかなか消え去るものではないので、自然とそうした反応をしてしまうのでしょう。
[やってみましょう!]
ふるたこさんは、ご自身の考えもわからなくなってしまったと書かれていらっしゃいます。 きっと常にまわりの方のお気持ちに敏感に反応しているあまりに、ご自分の心に目を向ける余裕がなくなってしまっているのですね。 ふるたこさんには、とても社交的なご主人様がいらっしゃるとのことでした。 他者と結婚し、家庭を築くというのは大変なことです。 しかしふるたこさんにはそれが出来ているという点が重要だと思います。 ご主人様のどんなところに惹かれたのか、どうしてその方と一緒になろうと思ったのか、ということから考えてみるのもいいかもしれません。 ご自分にはない社交性に惹かれたというのも、一つあるかもしれませんね。 そこには必ずふるたこさんの意志やお考え、お気持ちがあるはずです。 そして、今、小さなころのご自分と会えたら、どんな言葉をかけてあげたいか、どんな風に接してあげたいかを想像してみてください。 過ぎてしまった時間は取り戻せませんが、ふるたこさんの心の中にある想いはこれからの時間の中で癒していくことができます。 そのイメージの中で、ご自分が本当はどうしたかったのか、どんな風に過ごしてきたかったのかが見えてくると思います。 最後に、すべての人に好かれようとするのは難しいことです。 人それぞれ、いろいろな価値観をもち、違った意見や考えをもっているものなので、気の合う人もいればそうでない人もいるのが自然なことです。 それを踏まえた上で、まずは小さなことから、ご自分の意見を出すようにしてみてはいかがでしょうか。 たとえば、お子さん関係のお知り合いと会ったときに出てくる話題、宿題をいつやらせるか問題(いい例えが浮かばずにごめんなさい)など、どんな意見であっても正解もなければ相手に不快な思いも与えないようなものから、自分はこうしている、くらいの主張をしてみるなど。。。 人と会うときも、できるだけリラックスして臨めるように、事前に少し体を動かしておく(興奮した交感神経は、体を動かすことでいくらか落ち着かせることができます)、深呼吸して心を落ち着けていくなどといったこともできるかもしれません。
幼い頃から染み付いた対人パターンというのは、変えていくのに時間がかかるものです。 けれどもふるたこさんの”こうありたい”という強い思いは、必ずいい方向にご自身を動かしていってくれるものだと感じました。 より深く、ご自身と向き合い、対人関係について取り組んでいくのに、カウンセリングはとても適した場となるでしょう。 もし機会がありましたら、ぜひ利用してみてくださいね。 ふるたこさんの毎日が、今よりも心穏やかなものになりますことを、陰ながら応援しております。
コーヒー豆_レベル._アイコン.
ふるたこ (投稿者)
1ヶ月前
ご返信ありがとうございます!頂いた回答を読みながら涙が出てきました。先生の回答を何度も読み返して出来ることから実践してみようと思います。カウンセリングについても真剣に考えてみようと思います。本当にありがとうございます😊