お話の詳細
自分の性格
コーヒー豆_レベル._アイコン.おおいし
2ヶ月前
後悔ばかりしている
私は昔から日和見主義で他人の顔色を伺った発言ばかりしていて、その時その時、仲が良かった人達に嫌われたくなくてニコニコ話を合わせてしまいます。  仲が良い人達が特定の誰かの悪口や差別的な発言をしていると否定できず加担してしまうし、それでずっと後悔しています。後悔するとわかっているのにその仲が良い人達に良いヤツ(ただの都合の良いヤツだけど)と思われたくて加担してしまっていました。  小学校中学校といった狭い世界を生きてたときは、その人達が世界の全てでその人達に嫌われたら人生が終わると本気で思っていましたが、大人になった今でこそ、そんなの友達でも仲が良い人でもないよと思うのでそういった関係性になってしまうような人達とはあまり関わらないようにするという極端な選択を取ってしまい、交友関係は希薄です。  それでも日和見主義的な価値観は健在で馬鹿らしく思うこともありとても後悔していて自分の性格を変えたいと思っていますがどうすれば変わる事ができるのかわからないです。
ストレス不安
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門コメント
1ヶ月前
自分の良い所にも目を向けてあげることから、始めてみてはどうでしょうか
#性格 #ストレス #適応能力
おおいしさん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。ご自分の性格に、とても思い悩んでいる様子が伝わってきました。コメントを通じて、何か参考になることがあれば幸いです。
[今回の悩み]
昔から周りの顔色を伺った言動をしてきたという、おおいしさん。仲の良い人が誰かの悪口を言っていたとしても、相手に嫌われたくないために加担してしまうようなこともあったのですね。そして今ではそういう関係性の相手とは交流がなく、人間関係は希薄になっているとのこと。自分の中で日和見主義的な価値観について後悔することも多く、どうしたら変わることができるのだろうというお悩みを投稿してくださいました。
[悩みの原因・分析]
おおいしさんはご自身の性格について客観的に捉え、こんなことをしてしまったな、と過去の言動を振り返ることができているのですね。自分の直すべき点について見直し、変わりたいとポジティブに考えることができるのはとても素敵だと思います。投稿からは、後悔する気持ちが強い印象を受けましたが、おおいしさんには良い所もたくさんあるように感じましたよ。ご自分の良い所にも目を向けながら、自分がこれからどんな風に変わっていきたいのかイメージをしてみましょう。
[やってみましょう!]
小中学校というのは本当に狭い世界で、子どもにとってはそこでの人間関係が全てのように感じられることも多いです。おおいしさんが当時、周囲の人に嫌われたら人生終わり、とまで考えていたとしても、それは無理のないことです。日本は特に閉鎖社会ですから、そこで嫌われないために皆必死になっています。おおいしさんは周りに合わせる態度を取ることで、なんとかそのコミュニティの中で自分の心を守っていたのだと思います。それ自体は悪いことではありませんし、その場その場に応じた柔軟な適応能力を持っているという点では、良い側面もあるように思います。多少、後悔する部分はあるかもしれませんが、状況に応じた適応能力は、きっと大人になってからも役に立つことはあるのではないでしょうか。ご自身の性格の良くない所にばかり目を向けるのではなく、プラスの要素も見つけてあげることで、それを上手に生かしていくことが可能になるのかもしれません。 また、おおいしさんは、ご自身の性格を変えたいと書いてくださっていましたね。例えばどんな風に変わりたいとか、こんな人に憧れるな、というようなイメージはあるでしょうか。漠然と変わりたいと思うのではなく、目指すべきゴールが明確になると、目標に向けて行動に移しやすくなります。そんなロールモデルを頭の中に描いてみると良いかもしれませんね。 日和見主義的な、ついつい相手に合わせてしまうような所を変えたいと思っているようでしたら、先ほども言ったように全部が悪いことではありませんので全てを否定する必要はありません。おおいしさんが後悔しているのは、相手が誰かの悪口を言っている、といった良くない言動を取っている時にも、自分が本当に思っていることを言えず相手に合わせてきてしまったということでしょうか。自分の気持ちを伝えるのが苦手なようであれば、差し障りのない一般的な会話からまずは自分の気持ちを伝える練習をしてみると良いかもしれません。例えば誰かと出かけていてメニューを決める時に、「私もそれで良いと思う」ではなく本当に食べたい物を言ってみる、といったことです。人間関係や主義主張といった込み入った話で自己主張するのはハードルが高いですので、よりカジュアルな場面での小さなことから、自分の気持ちを相手に伝える練習を積んでいけると良いのではないでしょうか。 現在の交友関係は希薄になっているとのことですが、本当に自分の気持ちを伝えることのできる間柄というのは、たくさん持つ必要はありません。信頼できる相手と、これからゆっくり築いていくこともできるはずです。もし交友関係を少し広げ、そこから自分の性格を変えるきっかけを作っていきたいと考えるようであれば、自分の好きな趣味や推し活などを通じて、まずは話の合う人とのコミュニティに参加してみるというのも一つの方法です。共通の話題があると、自然と自分の意見も言いやすくなります。今はSNS等で気軽に新しいコミュニティに参加できる時代ですので、変わろう、変わらなければ、とあまり重く考え過ぎることなく、まずは気軽に話せる相手を見つけてみるというのも良いかもしれませんね。
ご自身の性格や人間関係について、過去のことも振り返りながらじっくり話してみたいということがありましたら、よろしければこちらでのカウンセリングの利用も検討してみてくださいね。お一人で考えるよりも、第三者に話すことで具体的に今後のイメージがつきやすいということもあります。 こういった場で思っていることを投稿してみるというのも、気持ちの整理に役立つかと思います。良かったらまたお話を投稿してみてくださいね。おおいしさんの心の負担が減り、無理のないように毎日を過ごせますことを陰ながら応援しています。