お話の詳細
対人関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.めにょこ
2ヶ月前
精神的に辛い時はどうすればいいんでしょうか
先日お医者さんに最近の体調を相談していて、「電車の中で動悸や息苦しさを感じます」と伝えたらパニック障害のなりかけではないかと言われました。 自分なりに色々調べて当てはまることが多かったので親に相談すると 「心療内科なんて絶対行かないで。薬に頼り出したら頭がおかしくなるから。」と言われました。 パニック障害は社会不適合者がなるものなのでしょうか?パニック障害は世間的に悪いものなのですか?
呼吸困難めまい不安
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門コメント
1ヶ月前
パニック障害とは
#パニック障害 #不安 #セロトニン #不安 #ストレス
めにょこさん初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田と申します。 パニック障害かもしれないという思いと、どんな人がなるものなのかという不安を感じていらっしゃるのですね。 少しでもご参考になればと思い、コメントさせていただきます。
[今回の悩み]
めにょこさんは最近電車の中で動悸や息苦しさを感じることがあり、そのことをお医者さんにお話ししたところ、パニック障害の傾向を指摘されたのですね。 ご自分でもパニック障害について調べてみると、当てはまると感じられることが多かったとのこと。しかし、いざ心療内科を受診しようと思っても、親御さんから反対されてしまい、パニック障害は社会不適合者がなるものなのか、世間的に悪いものなのかといった疑問が湧いているようです。
[悩みの原因・分析]
まず、パニック障害は社会不適合者がなるものかといったら、そんなことは全くありません。 めにょこさんの親御さんからしてみると、まだまだ心療内科や精神科といった分野には抵抗があるのかもしれませんね。 しかし、だからといって必要な治療をしないままでいれば、めにょこさんの感じていらっしゃる動悸や息苦しさといった違和感は消えないままか、もしかすると今後ひどくなってしまう可能性もありますよね。 親御さんとしてはそんなところに行ってほしくない、心療内科の薬を飲んでほしくない、という思いがあるのかもしれませんが、めにょこさん自身が抱えられている不安や苦痛をそのままにしておいて良い理由にはならないと思います。
[やってみましょう!]
パニック障害は、一般的には脳内の神経伝達物質であるセロトニンが不足することで起こるといわれています。 このセロトニンというは、わかりやすくいうと心を安定させる役割を持っていて、これが不足すると不安を感じたり、落ち込みやすくなったりするといわれています。 そしてそれは生活習慣の乱れなどによって、誰しもが陥ることがありうる状態です。 実際の治療でも、このセロトニンの量を調整する働きを持つ抗うつ薬などが用いられることが多いです。 一方で、お薬を飲まなければ治らないかというと、そんなことはありません。 めにょこさんは最近、寝不足だったり、運動不足、栄養の偏りなどは感じられていらっしゃいませんか? 普段の生活でセロトニンをバランスよく分泌させるためには、規則正しい生活と適度が運動が大切です。 例えば、朝起きて日光を浴びる、ウォーキング程度でもいいので毎日体を動かす習慣を持つ、鉄分、タンパク質、ビタミンBなどの栄養素も積極的に摂取する、食事のときは咀嚼をよくするなど、セロトニンの分泌に効果的だといわれていることはさまざまです。 もし、これらの中で思い当たることがあれば、ぜひ意識的に取り入れてみてください。 パニック障害は、動悸や息苦しさなど、その症状が強いときには”死んでしまうかも”という恐怖を伴う発作を起こします。(実際にパニック障害の症状で亡くなることはありません。) すると人は、回復したあとにまた同じ目に遭わないようにと、発作が起きたときと似た状況を避けるようになります。(例えば満員電車でそのような思いをした人は、満員電車を避けるようになります。) こうした回避行動が繰り返されていくと、どんどん生活が制限されていってしまい、日常生活に支障が出るようになってしまうこともあるのが、この病気のこわいところです。 めにょこさんの場合、まだ「なりかけではないか」とのことで、正確な診断をいただいたわけでもないようですし、ご自身でもそこまでの不便さを感じていらっしゃらない段階かと思います。 本当に苦痛を感じられている場合には、すぐにでも医療機関を受診されることが望ましいですが、まだそこまでではないということであれば、日々の生活の中でセロトニンを増やす行動を意識してみることが始めてみてください。 また、ちょっとしたことですが、電車に乗る前には深呼吸をして、心を落ち着けてから乗るというのもいいかもしれません。(深呼吸にもセロトニン分泌の効果があるといわれています。)
めにょこさんの親御さんのように、心療内科や精神科というと、ハードルが高く感じられる方はまだまだ多くいらっしゃいます。 しかしストレス社会ともいわれる現代、人はちょっとしたことで心のバランスを崩し、不調を感じることが多いです。 そんなとき、すぐに相談してバランスを整えられる場があると、安心ですよね。 もし現在めにょこさんがいらっしゃる環境、学校だったり職場だったりに、カウンセラーがいらっしゃるようであれば、一度そちらにご相談されるのもいいと思います。きっと適切なアドバイスをいただけると思いますよ。 もしそういう存在が近くにいらっしゃらないということであれば、ぜひこちらの専門家のことも気軽に頼ってみてくださいね。 めにょこさんの不安が少しでも取り除かれ、心地よい毎日を送れることを陰ながら応援しております☆
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Rintarou
1ヶ月前
今の時代、パニック障害にいつなってしまうか分かりません。今のうちに適切な治療をすれば治まる可能性も十分にあります。そのような言葉を気にしないというのもなんですが、心療内科は受診した方がいいです。重篤になってからでは遅いですから