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コーヒー豆_レベル._アイコン.kyo09
3ヶ月前
休む事すら申し訳なくなる
私は双極性障害(躁鬱)で現在就労移行支援にリハビリとして通っていて4月から学校に復帰するのですが、就労移行支援もまだ鬱期間ではしんどくて休んでいます。 その休みの連絡を入れる度にスタッフの方から毎回「ゆっくり休んでくださいね」と送られるのが申し訳無くなって休む事すらも億劫で、でも休まないとしんどいといった日々が続いています。 そんな中それを母に相談すると、それを聞いていた兄が「本当にしんどいなら休む連絡する時申し訳なくならない」と言われました。 私みたいに休む連絡を申し訳なく感じる方はいませんか?皆様の意見が聞きたいです🙇‍♀️💦
身体症状ストレスうつ不安定_躁うつ
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
3ヶ月前
頑張っていらっしゃるんですね。連絡もリハビリのつもりで身構えずにいきましょう
#就労移行支援 #リハビリ #ストレス
kyo09さん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。4月からの学校復帰を目指し、今はリハビリを頑張っていらっしゃるのですね。投稿を拝見し、応援したい気持ちからコメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
kyo09さんは4月からの学校復帰に備え、現在は就労移行支援を利用されているとのこと。躁鬱による体調の波もある中、本当によく頑張っていらっしゃると思います。鬱の時にはしんどくて休んでしまうこともあり、連絡をする時に申し訳なく感じてしまうのですね。それをお兄様からは「本当にしんどいなら申し訳ないとは思わないはず」と言われてしまったようです。
[悩みの原因・分析]
お兄様は、もしかしたらご自分とは違った形で働いているkyo09さんのことをどのように理解したら良いのか分からず、混乱した気持ちでいらっしゃるのかもしれませんね。人は理解できないことが生じると、自分の中である程度の枠組みに当てはめて納得することで、葛藤する気持ちを避けようとする時があります。理解できないことで生まれる葛藤や混乱する気持ちから自分の心を守るための、防衛手段の一つとも言えます。ご病気のことや就労支援の様々な制度のことは、短期間でなかなか全部を知ってもらうのは難しく、時に家族に分かってもらえないと感じることもあるかもしれません。お互いに傷つけ合うことなく、それぞれのペースを尊重して生活するためにはどんなことができそうか、考えてみましょう。
[やってみましょう!]
休む連絡をする際に優しい言葉をかけられると、申し訳ない気持ちになり余計辛くなってしまうという方は多くいらっしゃいます。就労支援、リワークプログラムやリハビリ出勤等でももちろんそうですし、不登校の生徒さんでもよく聞く話です。体調がしんどくて休む連絡をしなければいけないのだけど、「無理しないでね」「ゆっくり休んでね」と言われると罪悪感が大きくなってしまい、休むこと自体も辛くなって八方塞がり、という状況はとてもしんどいですね。 でも、何よりも大切なのはkyo09さんの体調を安定させることです。体がしんどい時には、どうしても休まざるを得ないという日もあるかと思います。現在はリハビリ期間中とのことですので、仕事に行かない日は連絡をすることが一つの仕事・リハビリだと思って、あまり気負いせず事務的に淡々とこなしてしまうのが良いかもしれません。それでもどうしても精神的な負担が大きいということであれば、お母様から連絡をしてもらうというのも一つの方法です。 躁鬱で鬱の時には、気分の落ち込みも激しく、やる気が出なくて外出もままならないということもあるかと思います。そんな体調の波がある中、4月から学校に復帰しようと移行支援を利用されているkyo09さんは、もう十分に頑張っていらっしゃいます。鬱の時には何事もネガティブに捉えてしまったり、いつもより罪悪感を感じやすくなってしまったりということが起こりますので、連絡をするのに申し訳ないと思うのも自然な感情です。お兄様の言葉は、お兄様なりにkyo09さんを励ましてなんとか行ってもらいたいと思う家族を思いやった言葉だったのかもしれませんが、今の状態のkyo09さんにとっては、気持ちに寄り添ったものではなかったかもしれません。もし、ご家族に気持ちを分かってもらえなくて辛かったり、もっと自分の病状について知ってほしいという場合には、診察に同席して主治医から説明してもらったり、就労支援の面談の時に同席してもらったりという方法もあるかと思います。 また、自分のことを理解してもらうためには、まずは相手のことも知ろうとする姿勢が大切です。もしかしたらお兄様も過去にとてもしんどい時があって、kyo09さんとはまた違った形の苦しみを抱えていたのかもしれません。その言葉の背景にはどんな気持ちがあるのか、お兄様としては本当は何を伝えたいのかというのが理解できると、もやもやした気持ちが残りにくくなります。お兄様もそういった経験があったのなら知りたい、自分としてはこう感じてしまうんだけど、という風に、相手を責めることなく自分を主語にしてコミュニケーションを図るようにすると、相互理解が深まるかもしれません。
kyo09さんが無理のないように就労支援を続けられ、無事に4月に学校復帰できることを祈っています。就労支援の相談先や通院先があれば主治医の先生など、できるだけ周りの方の助けを借りながら、ご自身のペースで継続してください。機会があれば、こちらでのカウンセリングのご利用も検討してみてくださいね。ご一緒に、メンタルの波との付き合い方や周りへの気持ちの伝え方等について、考えていくことができるかと思います。 寒さの厳しい季節ですので、どうぞご自愛ください。