お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.おぎショウ
2ヶ月前
こころの疲弊
半年間くらい前から調子がいい時と悪い時を繰り返しています。 調子がいい時は何を言われても気にしない、何も思わないのですが調子が悪いと寝れなくなり、食べれなくなったりします。また、調子が悪いと離婚したいと思ってしまいます。思ってないのにも関わらず、1人になりたいと思ってしまいます。 また涙が出て、いきなり泣きたくなったり泣いたりします。心配をかけたくないと思ってしまい相談できません。助けてください、アドバイスをください、
無気力ストレス不安定_躁うつ
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門コメント
2ヶ月前
気分が落ちる時のきっかけのようなものはありそうでしょうか
#メンタルヘルス #不安定 #ストレス
おぎショウさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。もう半年間も、気分の不調に悩まされているのですね。微力ながら何かお役に立てることがあればと、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
お話を投稿してくださったおぎショウさんは気分の良い時と悪い時の差があり、悪い時には離婚したい等のネガティブなことを考えてしまう時があるようです。急に涙が出てきてしまうこともありお辛い状況のご様子ですが、周りに心配をかけたくないというお気持ちから、誰にも相談できずにいるのですね。お一人で辛い気持ちを抱えて、しんどい状況にいらっしゃる様子が伝わってきました。とても心配です。
[悩みの原因・分析]
気分が上がったり下がったりするのは、程度の差こそあれ誰もが感じているものだと思います。常に元気いっぱいだと体が疲れてしまうし、逆にずーっと気分の落ち込みがあると何をするのも無気力になってしまいますね。使うエネルギーの調整をすることによってバランスを保つ側面もあるので、多少の気分の変動は健康的なものです。でも、やはりその落差があまりにも大きくて日常生活にも支障をきたすようでしたら、不安になりますよね。おぎショウさんの投稿からは、周りに相談できずにやっとの思いで助けを求めてくださった状況が伝わってきます。状況を改善するためにどんなことができるか、一緒に考えてみましょう。
[やってみましょう!]
◎落ち込み期に入る時のきっかけを探る 今はご自身の気分の変調に振り回され、どうして良いか分からない状態だと思います。気分の低迷期に入る時には何かきっかけがあるのか、どんな時にネガティブモードに入ってしまうのか、客観的に把握してみましょう。日記をつけてその日の気持ちを記録してみても良いし、その日の気分を1~10で数値化して一か月カレンダーに書き込んでみるのでも良いと思います。視覚化することで、こんなサイクルで気分の変動があるんだと理解でき、少しずつご自身の不調とうまく付き合っていくことができるかもしれません。 ◎ストレス要因への対処 落ち込み期に入るタイミングやきっかけがある程度掴めたら、それに対する心の準備をしておくと良いのではないでしょうか。何か特定の出来事がストレス源であれば可能な範囲でその状況を避けるようにしたり、環境を調整してなるべくストレスを減らせる工夫ができたら良いかと思います。ホルモンバランスの変化等、体調によるものでしたら、ご自分のサイクルを把握することで事前に気分が落ちそうな時にはなるべく予定を入れないようにして対処するというのも一つの方法です。また、今は落ちている時だな、と感じたら無理をせずに、一人で好きなことをしてリラックスする時間を意識して取るということも大切です。 ◎重要な決定事項は後回しにする 気分がうつっぽくなっている時に、勢いで仕事を辞めてしまったり、離婚を切り出したりという方は多くいらっしゃいます。これは気分の波による一時的な感情ですので、うつの時にはなるべく大事な決定は後回しにしてください、と皆さんにお伝えしています。これには周囲の方の理解が必要ですので、もしできたら、配偶者の方に気分の波があることを伝えて、「落ちている時にはそういうことを言ってしまうかもしれないけど、本心ではない」ということを事前に伝えておくと安心です。今は心配をかけたくない気持ちがあり、相談ができていないとのことですが、やはり気分の波とうまく付き合っていくためにはご家族の方の理解も大切かと思います。少しずつ、ご自身のことについて身近な方にお話を聞いてもらっても良いかもしれませんね。 ◎医療機関に相談する おぎショウさんは気分が不調の時には、眠れなかったり食欲がなかったりするとのことでした。睡眠が取れていないと冷静な思考ができなくなったり、ついつい考えがネガティブな方向に行ったりしがちです。軽い睡眠系のお薬でしたら、お近くの内科などでも処方してくれる可能性があります。眠れなくてあまりにも辛い時には、医療機関への相談も検討してみてくださいね。また、心療内科や精神科では、気分の変動を和らげてくれるようなお薬も処方してくれます。気分が良い時と悪い時の落差があまりにも大きい、落ちている時の抑うつ症状があまりにも辛いという場合には、一度受診を検討してみても良いかと思います。
カウンセリングでは、気分の変調の背景にあるストレス要因を整理・把握して、対処法を考えるお手伝いをしています。また、気分が落ちている時に客観的な立場の第三者に話をするというだけでも、心の負担が軽くなるということもあります。もしご自身のメンタルの波について専門家に相談したいというご希望がありましたら、こちらでのカウンセリングのご利用も検討してみてくださいね。 しんどい時には適度にお休みを挟みながら、どうぞご無理のないようにお過ごしください。