お話の詳細
自分の性格
コーヒー豆_レベル._アイコン.baron
3ヶ月前
自分がADHDか悩んでいます。
職場で同じことを何度も注意されます。 例えば、言われた仕事をすぐにしようとする。何か作業をしていると片付けが中途半端になっている。 作業中に話しかけられたり他の対応をすると中断したまま他の作業を始めてしまう。 誤字脱字をチェックしているのに繰り返してしまう。 上司が怖くて常にグルグル考えてしまいいっぱいいっぱい。 少し注意されたりすると泣きたくないのにすぐに泣いてしまいます。 職場は3月末で辞める事が決まっているのでそれまで頑張って耐えようと思っています。夢だった事なのであと少し頑張り抜きたい気持ちが少しありますが、もうその職で独立したいという気持ち・自信がないのでがないので消極的な気持ちが強いです。 前から自己肯定感は低く自信がないタイプではありましたがさらに自信がなくなってきています。親には心配かけたくない、冷静に話すことができないと思う、気のせいだと言われたらどうしようかと思い相談ができないです。また、心療内科や精神科に行くべきだとは思いますが親の扶養内で病院に行ったら知られると思い行けません。 ADHDの事を調べると当てはまるところも多いですが誰もが当てはまる可能性があることの様な気もするので悩んでいます。 自分気持ちや考えを言語化するのが苦手なので読みにくい文かとは思いますが、皆さんのご意見をお聞きしたいです。
ストレスパニック職場の悩み人間関係ADHD自分の性格うつ発達障害考えすぎ不安定_躁うつ不安
専門回答希望 0個, 共感 9個, コメント 1個
専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
3ヶ月前
気持ちがうつっぽくなっている時にも、同じような特性が現れることがあります
#発達障害 #うつ #ストレス
baronさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。仕事上での困り事などから、自分がADHDなのではないかとお悩みなのですね。何か参考になることがあればと、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
baronさんは仕事をしている際、何かをやっていても別のことを始めるとそれまでの仕事が中途半端になってしまったり、誤字脱字を繰り返してしまったりということがあるようです。また、上司に注意されることも苦手で、涙が出てしまうこともあるのですね。調べてみるとADHDに該当する部分が多いものの、様々な理由により親御さんにも相談できず、病院にも行けない状態にあり、意見が聞きたいとのご投稿でした。
[悩みの原因・分析]
ADHDかどうかという点に関しては、幼少期や学校での様子まで詳しく聞き取りをする必要があり、こちらでは確定的なことをお伝えすることはできません。ただ、ADHD傾向のある方は一つのことに注意を向けるのが難しく注意が他にそれやすい、同時並行で複数の作業を進めることが苦手といった特性がありますので、投稿を見る限りではそういった傾向もあるような印象を受けました。そして、気持ちが疲れていてうつっぽくなっている時にも同じようなミスを繰り返したり、誤字が多くなったりということが起こります。職場での色々なストレスや疲れにより、今の状態が起こっているとも考えられます。
[やってみましょう!]
上記の理由により今のbaronさんの状態が発達的な特性によるものなのかという点に関しては、情報が限られていることもあり断定的なことはお伝えできません。気分の落ち込みがあったりうつっぽくなったりしている時にも、集中力がなくなるということもあります。上司からの注意に涙が出てきてしまうという時もあるようですので、やはり職場でのストレスや疲れにより、気分がうつっぽくなっていることもあると思われます。複合的な要因により、今の様々な困り事が起きているように感じました。 今の職場は3月末で辞めることが決まっているのですね。夢だった仕事とのことですので、きっとやろうと思っていたことや期待していた部分もたくさんあったことと思います。その分、今の状態を受け入れることは辛く、とてもしんどいお気持ちを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。まずは大変なお仕事を続けてこられたこと、本当にお疲れ様でした。苦手なことがありながらもご自分なりに努力して、たくさん頑張ってこられたと思います。気持ちがうつっぽくなっているようなところがあるとしたら、まずは3月以降、十分に休養して心と身体を休ませることです。うつになっている時には冷静な判断力を失っていたり普段通りの思考ができなかったりしますので、今後のことは少し気持ちと体力が回復してから考えるというのでも良いかもしれません。 睡眠はしっかり取れているでしょうか。食欲はいかがでしょうか。baronさんの体調が心配です。様々な理由により精神科・心療内科に行くことが難しいようであれば、一般の内科でも軽い眠剤や漢方を処方してくれるところもあります。本当に辛い時には、受診も検討してみてくださいね。また、精神科での通院治療には自立支援医療と言って、自己負担割合が減額される制度があります。もし今後環境が整って通院できる可能性が出てきたら、そちらも合わせて検討してみてくださいね。 発達的な特性による困りごとについてですが、ADHD傾向のある人は頭の中で優先順位をつけてこなしていくのが苦手なので、学校でも視覚的なツールを使ってサポートすることがよくあります。例えば朝の支度についてはボードに毎朝のルーティンを書いておき、一つ済んだらマグネットを横にずらして確認していく、等の方法です。視覚的な補助ツールを使ってスモールステップで作業をこなしていくと本来の力が発揮できるということがあります。職場でも、やるべきことを簡潔に箇条書きにして優先順位をつけ、一つ終わったら付箋で印をつけて終わるごとに付箋を移動させていく、等の方法で目に見える形で少しずつこなしていくというのも良いかと思います。発達的な特性というのは治すというよりも、自分の特徴をよく理解してうまく付き合っていくことが大切です。自分に合った対処法を見つけていけると良いかもしれません。
カウンセリングでは、発達的な特性による困りごとへの対処法や、職場でのストレス・不安の扱い方について、ご一緒に考えていくことができるかと思います。言語化するのが苦手な分、第三者と一緒に考えていくことで、自分の気持ちを整理して今後のことを考えていくことができるという側面もあります。もしよろしければこちらでのカウンセリングの利用も検討してみてくださいね。 適宜リラックスする時間も持ちながら、どうぞ無理のないように過ごしてください。