お話の詳細
一般
コーヒー豆_レベル._アイコン.にしねこ
1年前
病気じゃないか不安です。諸事情で病院にも行けれません。
初投稿です。すごく長いです。 私は今大学1年生(19)です。1つ下の妹が居るのですが私が小学校3年生の頃からふとした瞬間に妹の存在(概念)を忘れることがたまにあります。 現在でも月に1度くらい「この子誰?」→「あ、妹だ」→「妹ってなに?」→「妹は家族だ」の繰り返しで思い出すようなことが続いています。 ずっと周りの人も同じような経験はあるだろうと勝手に勘違いしててそのことを友達に「あの瞬間ってふわふわしてて不思議だよねー」と話したら「普通そんな風になる人はいないよ」と言われていろいろ調べてみると『高次脳機能障害』という障害を知りました。 この妹への認知以外にも左右が分からなかったり物の認知ができなかったり、家までの道順が分からなくなったりなど今までの日常生活で困ってたことがすべて当てはまってました。 症状(感覚)は ・存在(人)に対する不認知は基本的に妹にしかならないこと。(友達や親には数回しかない) ・忘れてる間呼吸ができなかったり、無重力の中にいるみたいにふわふわしている ・思い出したあと気持ち悪くなったり頭痛がしたり目眩がひどくなります。 ・私の記憶と周りの情報に相違がある ・当たり前のことができなくなる   →呼吸や着替え、歩く、家までの道順などが分からなくなることがある 現在は信頼できる友達には話していて困った時には助けてもらったり、話を聞いてもらったりしています。親が過干渉の毒気味なため頼れず病院にも行けれなくてこれは本当に障害なのか分かりません。「いや病院行けや」というのは本当にその通りですが難しいため、この投稿でその可能性が少しでもあるならそのことを受け止めておきたいな、という心積りです。 家庭の状況としては上記にもありましたが、親が過干渉なくせに変なところで放置されたり全否定をされたりなど信頼できないような家で育ちました。 高次脳機能障害以外にも重度な睡眠障害や軽い躁鬱もあると思います。 私のこれは障害に当てはまるのでしょうか?当てはまったとしてどのように受け止めて、気をつけるべきでしょうか? 長い上に乱文になっていると思いますが読んでいただいてありがとうございます。
専門回答希望 1個, 共感 4個, コメント 1個
専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門回答
1年前
様々な症状を抱え、不安な気持ちをお持ちのことと思います
#高次脳機能障害 #不安 #ストレス
にしねこさん、はじめまして。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。以前、病院で高次脳機能障害の検査をしていたことがあり、気になってコメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
にしねこさんはふとした瞬間に妹さんのことが分からなくなったり、左右が分からなくなったりと認知機能の面で様々な困難さがあり、日常生活で不安な思いをされることがあるようです。ご自分で色々と調べたみたところ、高次脳機能障害にあてはまるのではないかと感じたのですね。病院に行きたくてもご家族との関係など難しい問題があり、なかなかその機会が持てずにいるようです。
[悩みの原因・分析]
高次脳機能障害の一種で、人の顔や表情を認識することができない症状のことを相貌(そうぼう)失認と呼びます。脳の中で顔認識を行う部位が何らかの理由で損なわれ、人の顔が識別できなくなります。「薬屋のひとりごと」という漫画があるのですが、主人公のお父さんにあたる人物がこの障害を持っていました。 ただ、投稿内容を見た限りだと、それが失認によるものなのか、心因性のものなのか、判別ができません。にしねこさんの場合は主に妹さんにしか当てはまらず、それ以外の人には数回しか起こったことがないのですね。軽度の相貌失認とも考えられますし、心因性のものなのかもしれません。
[やってみましょう!]
人とは違った色々な症状があったら、とても不安になりますよね。今は病院を受診するのがなかなか難しい状況のようですが、できれば機会を見つけて早めに受診してほしいところです。なぜなら、今起きている様々な症状が、脳機能の障害等による器質的なものなのか、それとも心因性のものなのかという鑑別が必要だからです。それがどちらなのかといったことによって、対処は違ってくると思います。ご家族に理解してもらうのが難しく、受診が難しいということであれば、一人暮らしをするようになってからというのでも良いと思いますし、まずは大学の健康相談等があれば利用してみても良いのではないでしょうか。 先ほども説明したような相貌失認の他にも、高次脳機能障害には、左右どちらかの感覚が分からなくなる半側空間無視や、何度も同じことを話したりする記憶障害等もあります。にしねこさんにも似たような特徴があるようで、確かに高次脳機能障害にあてはまるかなという印象もありますよね。先天的なものもありますし、事故等で脳の一部に何らかの負荷がかかったことによる後天的なものの場合もあります。にしねこさんの場合は小学校3年生くらいからとのことでしたが、その頃に何か大きな出来事があったのでしょうか。もし高次脳機能障害であった場合には、神経内科等での詳しい問診が必要となると思われます。今のところは周りの方のサポートを得ることができているとのことで、とても良かったです。身近な人の顔が分からない場合には顔以外の手がかりをいくつか見つけておいて、相手を認識する際のサポートに使うというのも良いと思います。 高次脳機能障害以外でも、例えば精神的なストレス等が原因で一時的に記憶がなくなったり、相手のことが分からなくなったりする心因性の健忘というのもあります。何かしら葛藤を抱えていたり、ストレスが多かったりすると、記憶に障害が起こります。その場合には、やはり精神科での治療やカウンセリングが必要となってきます。睡眠障害や、躁鬱のような症状もあるとのことでしたので、もしかしたらそういったことも複合的に合わさって今の状態となっているのかもしれません。やはり一度、大学の健康相談などで話をしてみるのも良いかと思います。ストレスをためないように、悩み事を誰かに聞いてもらったり、好きなことをして気分転換の時間を持つというのも大切です。
こちらは医療機関ではありませんので、投稿内容のみで障害の有無をお伝えすることはできませんが、できる範囲で情報をお伝えさせて頂きました。高次脳機能障害の可能性や、ご家族との問題等、難しい問題もあり、ご不安な気持ちも大きいと思います。その辺りも含めて専門家に相談してみたいということがあれば、よろしければお声かけくださいね。より詳しくお話を伺い、対処法などご一緒に考えていくことができるかと思います。 無理をせず、頼れる人には上手に頼りながら、充実した大学生活を送っていくことができますよう応援しています。素敵な年末年始をお過ごしください。