泣き虫なのかなさんは人と話す時に涙が出てきてしまってうまくしゃべれず、自分に自信も持てないため人とうまく関われないという気持ちがあるようです。また、スピーチなど人前で話す時には腹痛や発汗等の身体症状があり、上手に話をすることができないのですね。そして、相手に面倒と思われたり嫌われたりするのが嫌で、身近な人の前でも不安定な部分をなるべく出さずに一人で抱えていらっしゃるとのことでした。

自分の気持ちを誰かに伝えようとするとうまく言葉にできず涙が出てきてしまう、というお悩みを持っている方は、たくさんいます。投稿にも、多くの方が共感してくださっていますね。それだけ、同じようなことで悩んでいらっしゃる方がたくさんいるということかと思います。また、人前で話す時にお腹が痛くなったり汗が出てきてしまったりという症状で悩んでいる方は、大人でも多いです。もともとの性格や育ってきた環境、また、社交不安障害といった対人場面で現れる不安障害の一つが原因であることもあります。複雑な要因が絡み合っており、すぐに解決できるような問題ではないですが、何か気持ちを楽にできるようなヒントがないか、考えてみましょう。

社交不安障害の方は、誰かと話したり人前に立ったりする場面で強い緊張や不安を感じ、動悸・息切れ・発汗・手の震えや顔が赤くなるといった身体症状が現れます。こちらの投稿だけで診断を下すということではないのですが、似たような傾向があるように思われましたので、一般的な情報としてお伝えさせていただきますね。そういった身体症状が繰り返されると、人と話すことに苦手意識を持ってしまったり、人と関わる場面を避けたりといった回避行動が起こり、日常生活にも支障をきたします。泣き虫なのかなさんは現在不登校とのことでしたが、もしかしたらそのような回避行動が原因で外に出にくくなっているということもあるかもしれません。 あまりにもそういった対人場面での身体症状が辛く、改善していきたいというモチベーションがあるようであれば、一度心療内科などの病院を受診してみるというのも選択肢の一つとして検討してみてください。まずは学校のスクールカウンセラーに相談してみるのも良いですね。そして、誰かに自分の思っていることを伝える時に困難を感じるようであれば、事前にメールで内容を伝えておく、手紙を渡して一緒に見ながら話をするという方法もあります。今はチャット等、オンライン上でもたくさん人と関わる機会はあります。苦手なことに無理に挑戦していく必要はないですので、自分のできる方法で関わりを広げていけると良いのではないでしょうか。 今は学校に行っていない状態かと推察されますが、どこか普段出かけている所はあるでしょうか。保健室登校や相談室登校など、教室よりはハードルの低い場所で徐々に人と関わることに慣れていくのも一つの方法です。保健室の先生や相談室の先生であれば、何か話す時に泣いてしまっても迷惑だとか面倒だとか考える必要はありませんので、思いっきり涙を流して自分の気持ちを伝えてみても大丈夫だと思いますよ。他の生徒達と話すことに抵抗があるようであれば無理をする必要はありませんので、その場所に慣れてきたらまずは挨拶から始めて会話場面という状況に徐々に慣れていくと良いかもしれません。

泣き虫なのかなさんが辛い気持ちを抱え続けてきて、涙を流しながら文章を綴っている様子を想像すると、とても心が痛みます。一人で考えているとどんどんネガティブな方向に気持ちが向いてしまいます。こういった場所で思いを吐き出すということも気持ちの切り替えには有効かと思いますので、もし良かったらまたお話を投稿してみてくださいね。きっと同じようなお悩みを抱える方の励みになることと思います。そして、もし機会がありましたらカウンセリングで専門家に相談するというのも検討してみてください。 泣き虫なのかなさんが少しでも安心して、ほっとできる瞬間を見つけていくことができますよう、応援しています。