三交代勤務を6年程経験し、今は職場が変わっていますが、憂鬱感が消えません。
25歳頃から工場勤務の総合職になり、三交代勤務を経験しました。人手不足ということで応援人員として入りました。
昼夜が入れ替わり、土日祝日関係無しのシフト勤務、そして事務仕事が加わり、憂鬱感を酷く感じました。
また、職場は挨拶も無い暗い雰囲気で、周りは40代〜50代の転職組ばかり。僕は「管理職見習い」という立ち位置でしたが、何の権限も無く、責任だけ負わされました。
従業員が有休を使用したり、病欠が発生した場合は、シフトの穴埋めをやらされました。上司から「お前は一般従業員じゃない。一般従業員が許されることでもお前は許されない。」と洗脳のように叱られました。場合によっては、「欠員が出るかもしれないから家で待機してろ。また連絡する。」と予定を潰されることもよくありました。
他に応援要員を作る動きは会社にはありませんでした。所謂「多能工化」を一般従業員に求めると給料増加を要求され、辞めてしまう恐れがあったからです。
一般従業員の給与を偶然見る機会があったのですが、僕より多いという驚愕の事実に虚無を感じました。一般従業員は残業代で稼ぐのですが、「管理職見習い」には残業代が発生しないので、同じ時間働いても一般従業員の方が多いという状態でした。更に僕の場合、一般従業員が休憩中に事務仕事をやっていたので、「より働いて、より安月給」でした。
また、2つの課を兼任する「管理職見習い」でした。僕に指示する上司が6人程いて、指揮系統が滅茶苦茶でした。
気付けばアルコール摂取量が増えて、アル中寸前でした。プライベートでは誰とも予定が合わないので、飲酒しか楽しみが無いという状況でした。
そこにコロナ禍がやってきて、街のイベントは中止又は縮小という事態になり、いよいよ家族以外との出会いが無くなり、飲酒しか楽しみが無くなってしまいました。コロナ禍真っ只中の29歳の時、限界が来て未遂をしました。20代で人生を終えていたかもしれません。
振り返って相当無理をしていたと痛感しています。体育会系大学を卒業したので、根性が無いとは思われたくないと思い、フラフラになりながらも働きました。街中に出ても、生気の無いサラリーマンにしか意識が向きませんでした。
現在、三交代勤務から解放され日勤の職場で働いています。コロナ禍も明けて街に活気が戻りましたが、街中に出ても楽しく感じません。好奇心も湧きません。
異性への関心も薄くなり、もう結婚は無理かなと思っています。
思えば、青壮年時代は心身共に無理をしすぎました。
アラフォーまで気力が残っているとは思えません。
もう街中に出るのも止めたほうが良いでしょうか?