ととろんとさんは現在の症状としては比較的軽いものの、今後何かあった時のために病院を受診しておくというのはどうなのか、悩んでいらっしゃるようです。今は大丈夫だけどいつどうなるか分からないから、お守り代わりに診察券を持っておく。そう検討してはみるものの、そんなことをして他にもっと苦しんでいる人に申し訳ないような気持ちもあり、躊躇っているのですね。

ととろんとさんは、とても周りの方の気持ちや状況を思いやることのできる、思慮深い方なのですね。他の方への配慮があるからこそ、症状が軽いのに受診しても良いのか、誰かの迷惑にならないかと、不安になってしまうのだと思います。 でも、大切なのはととろんとさんご自身の心の健康です。是非、受診についてはご自分のことを最優先にして考えて欲しいと思います。

今はそこまで重くはないけれども、受診を検討しているということは、今も少しは不調を感じることがあったり、これまでに気持ちが不安定になったりしたことがあったということですよね。きっと心のどこかで、安心して相談できる場所を求めているのだと思います。職場環境はホワイトと書いてくださっていますが、毎日の仕事に人間関係など、社会人として暮らしていると色々なストレスを感じる場面もあるかと思います。投稿にも書いてくださった通り、本当に具合が悪くなった時にいざ行こうと思っても予約が取れなかったり、新しいことを始める気力が起きなかったりと、ついつい後回しになってしまいがちです。通院先を確保しておけば、予約を取る時に再診枠で比較的早めに予約が取れますし、先生のことも知っているので安心感があるのではないでしょうか。 予約についてですが、もし当日に忙しくなったり、やはりしばらくは必要なさそうなのでキャンセルとなっても、病院側としては事務的に処理するだけですので特に問題はありません。先日知り合いの精神科医さんと話をしていて、当日キャンセルの話題になったのですが、時間が空いてたまっていたカルテを書いたり書類仕事ができたりして良かったと言っていました。色々な人の立場を考えることのできる優しいととろんとさんですので、もしキャンセルになったら先生にも迷惑がかかってしまうのではと考えることもあるかもしれませんが、そんなこともないようです。（病院を経営する側としては診療報酬が入らない分困るかもしれませんが、それはまた別の話ということで…。）医療従事者としても、比較的元気な時に来てくださっていると調子が悪い時に普段の様子と比べて見ることができるので、関わり方の参考になって良いと思いますよ。あまり考え込み過ぎず、気楽な気持ちで受診されてみてはいかがでしょうか。診察時には、こういう経緯でということを素直に伝えて頂ければ良いかと思います。

診察以外にも、メンタル面の相談をしたり、自分の気持ちを整理したりする場としてカウンセリングを利用したいということがありましたら、こちらでもオンラインのカウンセリングを提供していますのでもしよろしければご検討くださいね。 毎日のお仕事、大変かと思いますが、年末年始は少しはゆっくりできそうでしょうか。少し先にはなりますが、是非お友達や家族とゆっくりリラックスした時間を取って、十分に英気を養ってくださいね。ととろんとさんの心の状態がこのまま大きく崩れることなく、平穏に過ごせることを祈っております。どうぞご自愛ください。