夢の話
私はイラストレーターになりたかった。
ただ絵を描くのが好きだったから
漫画家にはなろうと思わなかった。
理由としては、説明もストーリーも下手でコマ割れないから。
絵が描けない、情熱がない
時間が無いというか、お金も心にも余裕ない。
言い訳なのは分かってる。
某YouTubeの絵師さんは「朝早く起きて描けばいいだけ」
「時間が無いなんて言い訳!甘えるな!時間を作れ!」
私は寝る時間削って描いてたら体調不良になった。私はだめな人間だと思い詰めた。
だけど、こういう人はやたら健康だということを大人になってから知った。
元から不健康な人の気持ちが分からないってことも。
だから、強い言葉で求めてくる。
メンタルが病み始めた頃には何故か頭に一切のアイディアが浮かんでこなくなった。
絵を描こうとすることも、気力がなくできなくなった。
また自分を責めた。
躁うつ病と診断されてからは、逆に絵を描くことができるようになって、暴走してた。あまり記憶はない。
私の絵は下手だ
上手いねと言われても信じられない
だって上手い人はたくさんいるし、私のいいねは一桁だ
一人でもいいねって人がいるだけでいいじゃんって思うけど悲しくなる。
「上手い絵を描いて承認欲求を満たしたかっただけじゃん!!本当はチヤホヤされればなんでもよかったんでしょ?」って心の声が聞こえた。
たしかにそうかもしれない。
月のものが来る前になると、スランプになるし、描けない、描きたいのに描けないのが苦しい
でもイラストレーターになりたい。
何故なりたいのか分からない。
絵を好きにたくさん描きたい。
注目されたくない、でも人気になりたい。
私の絵を買いたいって言われたい。
でも私絵は下手。
人を幸せにしたい。
幸せになりたい。
絵を好きな友達と絵を描きあいたい。
誰かと語りたい、でも二次元などもそこまで深く見てないし情熱を燃やすほど語れるほどハマってない。
画材がすき、匂いもすき、色もすき、好きな瞬間を描きたい、技術がない。
私の絵は需要がない。
わからないところが分からない。ぜんぶ下手だから。
アナログだから、汚いから、下手だから、いくら描いて練習しても下手なら練習しないほうがいい。
うまくなりたくない。うまくなりたい。
私は結局絵を描いてどうなりたいんだろう。
ほんとに絵が好きなのかな