私は障害でひとりで外を歩くことが出来ないので、病院に行くのも夫の付き添いがいる。診察室の中まで普通に付いてきてもらわなければならない。
歯医者さんのコーディネーターさんや、心理士さん、何か他にも色々、自己開示した中で、みんな私のことを「優しい」という。その後「そんなに自分は考えていない」ともいう。
私だってそれで生きられるならそう生きたかった。
でも考えて、何が悪いか、どうして嫌われるのか、どうして嫌な気持ちにさせてしまうのか、どうやったら人に迷惑をかけないで生きていけるのか、役に立てるのか、考えて考えて考えてその癖を身に付けないと生きてこられなかった。
結局蓋を開けてみればASDだったから、下手の考え休むに似たりで、意味なかったんですけどね。ははは。
優しいってことば、本当によく言われるけど(裏を返せばそれだけ浅い関係)、
本当に優しい人は機嫌の乱気流のときに、自分に本当に優しくしてくれる人を傷つけたりなんてしないよ……