nana2324さんのお母さんはお仕事が忙しくて残業が多く、帰ってくると悲観的な独り言を言ったり小声で鼻歌を歌っていたりするようです。それがボソボソとした声でnana2324さんにとってはストレスだし、そんな人いるの？と疑問に思っていらっしゃるのですね。

独り言の原因というのも色々あって、ストレスだったり、構ってほしかったり、頭の中を整理していたり、一人でつぶやくことがその人にとって何かしらの役割を果たしているということが多いです。無意識に繰り返していて、独り言を言っていることに気付いていない人もいます。お母さん、とっても疲れて仕事での不満やストレスがたまっているのでしょう。無限に続く程しゃべっているなんて、よっぽどためているものがあるんですね。でも、それを聞かされるご家族の方も、どんどんストレスがたまっていってしまうと思います。

〇適当に受け流す 真面目に返事をしたり、アドバイスをしようとすると、エネルギーを使ってどんどん心が擦り減っていってしまいます。あまりまともに受け取り過ぎず、適当に聞いて流しておく位で良いと思います。言っている側も特にアドバイスを求めている訳ではなく、自分の頑張りをアピールしたかったり、構ってほしかったりという場合が多いので、軽い相づち程度でも聞いてくれたと感じて満足してくれるかもしれません。 〇適度な距離を取る とは言え、悲観的な言葉や愚痴というのは近くで聞いているだけでも辛いものです。この仕事をしているとよく、人の話を聞いていて辛くならないの？と聞かれますが、それは仕事で特別なトレーニングを受けているから可能なことです。普通だったら、しかも身近にいるご家族の話だったら、ネガティブなことばかり聞かされるのは相当コンディションの良い時でないとしんどくなるのが当たり前です。あまり長く続くようだったら、部屋にこもってイヤホンで音楽を聴いたり耳栓をしたりして、適切な距離を取ることも大切です。 〇直接伝える 独り言を言っている人の中には、自分がそんなに独り言を言っているということに気付いていない人もいます。そんな時には、本人に直接伝えてみても良いかもしれません。ただし「うるさいから静かにして」と責める口調で言うのではなく、「ずっと何か言っているけど大丈夫？」「疲れてるんだね」と、相手を労うような声かけが良いかと思います。 〇家の外ではどうか そんな人はいますか？とのご質問ですが、独り言が多い人はいることはいます。ただし、それが家の中やプライベートな空間だけでしたらあまり問題ありません。電車の中など人がたくさんいる場所や公共の場所でそういった言動が見られる場合には心配な兆候だと思われますので、お母さん方のご実家の方だったり、身近な大人の人に相談してみてください。 〇他に気になるところがないか観察する 独り言を言うことでストレスを発散できているようだったら良いのですが、それ以外にも例えばぼーっとしている時間が多い、普段できていたことができなくなっている、夜眠れていないようだ、等の様子が見られた場合には、これもやはり心配です。誰か他のご家族の方やご親戚の方に状況を伝えて、相談してみると良いかと思います。

大切なのは、nana2324さんご自身がストレスをためずに生活できることです。家の中で気持ちがしんどくなるようだったらお友達と通話したり、気分転換に出かけたりと、うまく切り替えられると良いですね。 何か少しでも参考になることがありましたら、幸いです。気温の変わりやすい季節で体調も崩しがちですので、どうぞご自愛ください。