お話の詳細
セクハラ
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16日前
強姦未遂にあいました、
今、留学に来ています。 友人(現地人)の友人のツレで、お金持ちでうちを気に入ったため接待をしてたら、どんどん近ずいてきて、キスされ襲われそうになり、その日から何も集中できないし、死にたいし、消えたい。ずっと情景が蘇る感覚がつらいです。しかも、留学先のため、直接同じ言語で頼れる人もおらず、帰りたい。現地の友人には危なかったとしか言えず、まだ言葉も完璧じゃないので説明もできない。さらに、本人に罪悪感を持たせたくないというのも相まって、相談できません。トラウマは言語化するのがいいとネットにはありましたが、今は言語化するのが難しい状態であり、涙が止まらなくなる時もあって、でも、留学で授業も集中しなきゃいけなくて。やはり時間経過に頼るしかないのでしょうか。
不安トラウマパニック無気力ストレス
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専門家プロフィール
内田 朋加 さんの専門コメント
16日前
怖かったですね。ご自分を守ることを第一に考えましょう。
#トラウマ #安心感 #安全な場所
loliさん初めまして。 臨床心理士・公認心理師の内田といいます。 留学中というただでさえ不安なことも多い中、本当に怖い目に遭いましたね。 loliさんの心が少しでも楽になればと思い、コメントさせていただきます。
[今回の悩み]
留学先の現地のお友達の知人に気に入られて、接待をしていたら、どんどん距離が近くなり、キスされて襲われそうになったとのこと。 本当に怖かったですね。お体は何ともありませんか? ショッキングな出来事の記憶がなかなか消えず、授業をはじめ何も集中できないし、死にたい、消えたいといった思いが出てきてしまっているのですね。 当然そちらでは母国語で話せる相手がいらっしゃらないから、十分に今の状況や気持ちを理解してもらえる相手がいらっしゃらないのもつらいですね。 トラウマになってしまっている今の状況を、言語化して消化しようと思っても、それが叶わない現状が、とてもつらいですね。
[悩みの原因・分析]
まず、今回の出来事に関してloliさんご自身は何も悪くないということを強くお伝えしたいと思います。 性的なトラブルに関して、女性側が”勘違いさせてしまったかも”などといった罪悪感を感じることがありますが、あくまで性的な行為には双方の合意が必要です。loliさんとしては急に距離を詰められ、圧倒されている内にそういう流れになってしまったということのように見受けられます。 海外という安心できる場が限られている環境で、身の危険を感じる出来事に遭ったことは、深い傷になったことと思います。 そしてその衝撃が大きければ大きいほど、脳はその記憶を何度も想起して消化しようとするため、何度もその情景が思い出されて落ち着かない日々を過ごされていることと推察します。 また、今回は未遂に終わったとのことでしたが、今後もお友達のツレとのことで、接点が生じるかもしれないことも、不安になりますね。
[やってみましょう!]
今いらっしゃる環境の中でも、loliさんが安心して過ごせる場というのが一つくらいあるといいなと思いながら書いています。 それはいつも過ごされているご自身のお部屋でもいいですし、心許せるお友達や先生、もしいらっしゃるならホストファミリーとご一緒の場でも大丈夫です。 ご自身が守られている、ここなら大丈夫だと思える場で、まずはしっかりとご自身のことを抱きしめてあげてください。 ゆっくりと呼吸をしながら、今、ご自身が安全な場にいるということ、危険は過ぎ去ったということをしっかりと確認しましょう。 脳は、ショックを受けた後、本当にその危険が過ぎ去ったと認識するまで、その危険信号をなかなか消そうとしません。 それは、人が生物として自然界の中で生き残るために古くから脳に染み付いた仕組みで、危険を前にしたときにすぐに逃げるか闘うかの行動をとれるように、いわば常にアイドリングしているような状態といえます。 嫌な記憶が何度も想起されてしまうのも、loliさんの脳が、それがどういうことだったのか理解し、消化するための自然な反応といえます。 なので、まずはloliさんご自身が、もう安全だ、危険は過ぎ去った、ということを脳にしっかりと伝える必要があるのです。 そして、心と体は密接につながっています。 ご自身の体をしっかりと抱きしめ、もしくは抱きしめながら腕のあたりを優しくさすることで、肌からも今、ご自身が安全な場にいる、安心していいんだというメッセージを脳に伝えることができるといわれています。 嫌な記憶が甦ってきそうになったときにも、ぜひこの方法を試してみてください。 そして、今回トラブルとなったお相手とは、もう会わないようにすることをお勧めします。 お会いすることで、loliさんがまた怖い思いをするかもしれませんし、せっかく得られた安心感も薄れていってしまうかもしれません。 お友達には、”危なかった”ということはお伝えできているようなので、しばらくは恐怖心があって会いたくないといったことをお伝えできるといいですね。
今loliさんがいらっしゃる場所には、母国語で今の状況や思いを十分にお話しできる相手がいらっしゃらないようです。 なので、オンラインでもいいので、日本にいる安心できるご家族やお友達のお顔を見ながらお話しされるのはいかがでしょうか。直接触れ合うことはできなくても、安心できるお相手とお話しすることで、消化される思いや記憶というものあるはずです。 本当につらくてどうにもならないようであれば、一時帰国という手段もあると思います。 loliさんご自身の心身が健康でいられる道を選んでくださいね。 海外にいても、決してloliさんはお一人ではありません。loliさんのことを大切に想い、気にかけている人が世の中にはいるこということを忘れないでください。そしてもし専門家の力が必要であれば、いつでもカウンセリングを利用してみてください。 loliさんの心の回復を、心よりお祈りしております。