父親についてその2
お父さんを見ていると、まるで「世の中は地位や権力、お金さえあれば家庭を持ち子孫を残すことができる。」
「お金さえあれば子どもを学校につれていける。」
「お金さえあれば何もかもうまくいく。たとえ人格がそこに何も伴っていなくても。」
そんなふうに彼が思っているように見えてきます。
人生でただの一度も家族と向き合ってこなかったお父さん。
様々なことをお金で解決しようとしてきたお父さん。
人の情はないのでしょうか。
お父さんは経済の亡者でした。
私はお父さんのことをよく知りません。話したことがほとんどないからです。
父とは何なのでしょうか。居ても周りが困る人なんだと思います。
お父さんには人望がありません。
私はお父さんのことを早く忘れられるようになりたいです。もうあの人と話ができるとも思わないし、あの人や父方の先祖について考えたいと思えないからです。