父親について
私は父が子どもたちと向き合っているところを見たことがありません。
父はいつも逃げています。ある時は仕事に。あるときはパソコンやテレビに。あるときは酒に。あるときはギャンブルに。
私は父が嫌いです。
公務員という安定と権威を求めながら、裏ではモラハラギャンブル酒といった人間だからです。人として、人格が怖かったです。
男の強さを履き違えた、猛獣みたいな人です。なんの知性も教養もなく、選挙にもいかず、本も読まず、ただギャンブルをしたりテレビを見て笑ったりしています。
私は真剣に学業に取り組んできた真面目な人なので、父には文化的な所がなさすぎて関わりにくいと感じます。
もし私が交際相手を選ぶなら絶対に権威性とギャンブルを好む人は選びません。怖いからです。
お父さんはいつも逃げています。
家族の事情にも向き合いません。誰かに困り事があった際に逃げ出すのはお父さんです。
お父さんはヘラヘラ笑っているか黙ってでていくかのどちらかしかありません。
誰か偉い人がお父さんを導くと思っているみたいです。そのくせ家庭では偉そうにしています。何もしっかりしたことは言えないにも関わらず。
リーダーらしいことは何もできないのに無駄に周囲を威圧する人で、迷惑しています。
私はお父さんを大切にできません。お父さんも家族を大切にできませんでした。
それは、お互いに余力がなく、また、父が勝手に家庭は母が切り盛りすると思っていたからです。勝手に全てを分業にしてしまったからです。
お父さんはすぐに逃げ出すか怒鳴るので、まともに話ができたことがありません。
人間として会話がしたいです。
彼は人を従えて言うことを聞かせるのが好きな人です。対等な会話ができる人ではありません。あんなやついなかったら幸せなのにと思います。
私はお父さんのことを自分の人間関係から切り離そうと思います。
それが生きていくための方法だからです。
お父さんは、素の人間としての人望があまりになさすぎました。
仕事場での肩書、権力、収入、そういったもので人を従えてきた生き方をする人でした。
それらを失った時、私はもうあの人と話はできないと思いました。
聞きたいことはたくさんあります。
しかし、きっとあの人はまた逃げるのでしょう。逃げて逃げて逃げて、何も向き合わないまま、反省もしないまま、娯楽にふけってヘラヘラ笑っているのがあの人です。
楽になりたいです。
普通の人間関係と同じ様に、無理な相手のことは忘れていくことにします。
もう無理です。あの人はどこまでお偉いさんごっこをしているのか分かりません。
もう私はあの人のそばにいたくありません。会話ができないからです。
お父さんにはもう偉いところはなにもないのに、お偉いさんらしいふるまいだけはします。
甘えてこないでほしいです。誰もそんな態度を受け止めたくないですから。
もう家族をやめます。あの人のことは都会の通行人程度の見方をしようと思います。
家族であることにもう意味を見いだせないからです。一度関係を解消しようと思います。