↓心の整理のために、勢いに任せて書き散らかしました。
子供の頃の私は可哀想だった。
本当に可哀想だった。
体調不良を誰も信じてくれなくてどうしていいのかわからなかった。
誰もわかってくれないから黙ってると不機嫌を撒き散らされる。
苦しみを訴えても不機嫌に怒りながら「じゃあ病院に行く?!!」と言われる。
私の具合が悪いと、親は不機嫌になる。
元気なふりをしていなければ許されない。
いい子でいなければならない。
穢れを知らない天使でいなければならない。
当時のことはよく思い出せないけど内科の医者が体調不良の原因の一部を突き止めてくれたことはハッキリと覚えてる。
薬嫌い病院嫌いで貧乏な親の要望により治療は叶わなかったけども。
その後も、ずっと怠惰だと責められていた。
甘えだと言われていた。
可哀想だった。
あの医者だけが私の苦しみに気づいてくれた。
誰よりも優しかった。
親を「甘えてるわけじゃない。本当に苦しんでる」と説得してくれたのも嬉しかった。
病院は苦手だけど、ごく一部は良い医者だってことをあの時に知ることができてよかったと思う。
具合が悪くて寝ている子供を怒鳴り叩き起こすってなに。
パニック起こして夜眠れない子供を見て、頭が狂ったから精神病院に一生閉じ込めれば良いってなに。
立ち上がるだけで目の前が真っ白になるのに、歩くだけで息切れがして苦しいのに、連れ回すってなに。
苦しかったよ。
すごく苦しかったよ。
私が全部悪いことにされてたんだよ。
全部忘れてなかったことにして接してくる親を私は許さなくてもいい。
親も人間で未熟だったからなんて甘えた言い訳を許さなくても大丈夫。
可哀想だったね。
苦しかったね。
もう大丈夫だよ。
彼らは私より先に死ぬ人間だよ。
自由な私の人生を歩んでいいんだよ。
悪い子供だったなんて思わなくたっていいよ。
情報を与えられず放置されて優等生でいられるわけないじゃないか。
家がゴミ屋敷だなんて普通じゃないじゃないか。
宗教とギャンブル依存の親のほうが異常じゃないか。
それでも私は良い子でいようと頑張っていたじゃないか。
酔った親に殴られても、延々と愚痴のゴミ箱にされても、ずっと反抗せずにいたじゃないか。
今の私は悲劇のヒロインになって酔いしれているわけではない。
ただ、事実を認めてみたくなっただけ。
あまりにも酷い家庭環境だった。
だから今でも実家に帰ろうとすると身体が拒否する。
悲しくて涙が出る。