お話の詳細
自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.kinako00
3ヶ月前
泣きたくなくて、涙我慢しようとするとかえって涙ぼろぼろ出るし、それ止めようと必死になるとしゃくりあげて喋れなくなる。 自分の中で泣くような事じゃないから泣かずに話したいのに、泣かない泣かないって思えば思うほどしゃくりあげて大号泣みたいになってどうにもならない。 訪看さんもこんなに泣かれてうんざりな表情してた…。 ネガティブ入ってそう思い込んでるだけかも知れないけど、泣いてばっかりって思われてるだろうな… 次の訪問がもう憂鬱…
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専門家プロフィール
滝 真樹子 さんの専門コメント
3ヶ月前
泣いても大丈夫。そのための訪問看護です
#看護看護 #メンタルヘルス
kinako00さん、こんにちは。臨床心理士・公認心理師の滝と申します。涙がたくさん出てきてしまうのですね。何かお力になれることがあればと思い、コメントさせて頂きました。
[今回の悩み]
kinako00さんは現在訪問看護を利用中で、担当の方とお話する時に涙が出てきてしまい、我慢しようとすると余計泣いてしまってうまく喋れないとのこと。たくさん泣いてしまうので相手をうんざりさせてしまっているのではないかとネガティブな気持ちになり、次の訪問を憂鬱に感じる部分があるのですね。
[悩みの原因・分析]
まず、泣くという行為自体はそんなに悪いことではありません。感情の発散になりますし、自分がどんな所に辛さを感じているのかを気付くきっかけにもなります。また、訪問看護の方とお話する時に涙が出てきてしまうというのであれば、その方に対しては安心して感情を出して話ができているという証拠です。 感情にふたをして、気持ちの動揺がないように防衛線を張って話をしていると、なかなか本音を伝えることができませんよね。まだあまり警戒心を解いていない相手に対して防衛線を張るのは、自分の心を守る大事な手段になります。でも、訪問看護の時にはその防衛線を張らずに自分の言葉で話ができているというのは、相手との関係性が築けてきているという面ではポジティブに捉えても良いことのように思います。
[やってみましょう!]
ですので、無理に涙を我慢しようとするのではなく、泣いても良いから話したいことを話そうという心構えでいらした方が良いのかもしれません。訪問看護の目的はもちろん在宅での健康状態のチェックやケアの提供になりますが、利用者さんとのコミュニケーションや精神状態の観察も重要な仕事の一つです。利用者さんがたくさん泣いてしまう状況なのであれば、今そういう時なんだな、このことが辛いんだな、と理解することができますし、主治医にその様子を伝えることができ、今後の支援計画の参考にもなります。精神科医療に携わってきた者としての個人的な意見ですが、クライアントさんが泣いてしまって話せないからといって迷惑に感じることはありませんし、逆にあぁ、ここで感情を出してくれて良かったなと感じます。訪問看護の担当の方にまで気を遣われる程、kinako00さんは周りの方の状況を思いやることのできる優しいお心を持っているのだなと思いますが、向こうはそんなkinako00をサポートするために訪問しています。気を遣いすぎる必要はないと思いますよ。 また、あまりにも毎回伝えたいことが伝えられないということであれば、事前にお手紙を用意しておくのも一つの方法です。なかなかうまく喋れなくて申し訳なく思っていること、今日話したいと思っていること等、紙に書いて訪問時に渡せば、きっとkinako00さんの気持ちを理解してくださるのではないでしょうか。
訪問看護の利用を開始するまで、通院先との調整や手続き等、大変なこともあったかと思います。時には体調の優れない時もあったでしょうし、本当にお疲れ様でした。頑張ってせっかく制度を利用できていますので、毎回の訪問を憂鬱に感じることなく、自分の生活にプラスになるようにうまく利用していけると良いですね。もしカウンセラーにも話を聞いてほしいということがあれば、是非カウンセリングの利用も検討してみてください。 kinako00さんの憂鬱な気分が少しでも減って、健やかな毎日を送っていくことができますよう、お祈りしております。