子供の異様な奇声が嫌い。
普通にテンション上がりまくってる声や、グズって泣き喚いてるのは全然気にならない。
ただ、異様な金切り声をあげてる子がいると頭の奥に響いてる感じがして気持ち悪くて泣きたくなってくる。
むかーし知的障害ある人達の世話係をさせられてた期間があって、その時のしんどさを思い出すんだよね。
こういうこと書いたら意地悪な差別者だと思われそうだね。
まぁ差別はしてると思う。
正直見下してはいると思う。
ただ、意地悪したり、からかったり、うまくできないことを笑ったり馬鹿にしたことは一度もないよ。
私は無給で褒美もなく何の知識もないのに放り込まれてたんだよね。
あの時は私が誰かに助けてもらいたい時期で、なんならその人達のほうが手厚いケアされててさ、本当に辛かった。
お礼なんて一言ももらえないしね。
親からの情報も何ももらえてない状態で、この子は自分を落ち着かせるためにこういう癖があるんだなぁとか、パニック起こした時はこうやって対処したら落ち着きやすいんだなぁとか、覚えてさ。
本当にやっちゃいけない悪いことをした時に有効な注意の仕方もその子によって違うから、それを把握するのが大変だった。
精神疾患ある人や発達障害ある人と接するのも辛かった。
ずっと死にたい死にたい言われたり、手首切ったり刺したり、髪の毛切り始めたり、ご飯食べないとか、食べるのを止められなかったりとか、失礼なこと言ってくるくせに人一倍傷つくとか、言っていることを曲解されたり、自分は何もできないくせに私にはああして欲しいこうして欲しいと言われたり、そういう中で弱音吐くこともできずひたすらフォロー。
家に帰って家事やって親のケアして寝ても覚めてもフラッシュバックとたたかって。
恋人のケアして、私のことなんて気にかけてくれる人はほとんどいなかったけど、一人だけすごく可愛がってくれる人がいたから耐えられた。
そんな愚痴なんて一切言わなかったのに、なにか辛いことがあるのはなんとなくわかるんだけど言いたくないなら言わなくていいよって言ってくれて嬉しくて泣いた。
あなたのこと本当に正しく理解してあげられることはできないけど好きだよって言ってもらえた記憶が、私にとって人生で一番の宝物。
これまで限界超えても頑張って生きてこられたのもその記憶があるからかな。
何の話だっけね。
子供の奇声か。
今日久々に聞いてとてもしんどかったんです。
それだけ。
今度から耳栓を持ち歩くようにします。
あの子達、いまも元気だろうか。
名前思い出せない子もいるけど、顔と声はみんな覚えてる。
怒った顔も笑顔も困った顔も泣いた顔も覚えてる。
ストレスで胃潰瘍になってのたうち回ったりもう嫌だって一人で泣いたこともあったけど嫌いじゃなかったよ。