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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.りんねこ
15日前
南の島に連れ出してくれる人がいた。 きれいなシーグラスを拾い集めて、星の砂の小瓶に詰めて自慢げに見せたら笑ってくれた。 子どもみたいなことしてるってわかってる。でも子どものときにはできなかった。端から見たら痛々しいだろうけど、私は今育て直されているんだと思う。 満点の星空を見たら涙がこぼれた。都会に暮らしてたら見えてなかった。でも空にはこんなにたくさん星があったのか。 都会に帰ってくれば、現実に引き戻されて、無理矢理前に進まざるを得ない。嫌だ。でも何か一つくらい始めてみようと思う。
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